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You are the captain of your soul
INVICTUS インビクタス
ウィリアム・アーネスト・ヘンリー著

最期の書き置き

私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私は あらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを

無惨な状況においてさえ
私は ひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない

激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが 長きにわたる
脅しを受けてなお
私は何ひとつ
恐れはしない

門が いかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
我が魂の指揮官
















Invictus


Final Written Statement Of Timothy Mcvei

Out of the night that covers me,

Black as the Pit from pole to pole,

I thank whatever gods may be

For my unconquerable soul.

In the fell clutch of circumstance

I have not winced nor cried aloud,

Under the bludgeonings of chance,

My head is bloody, but unbowed.

Beyond this place of wrath and tears

Looms but the Horror of the shade,

And yet the menace of the years

Finds and shall find me unafraid.

It matters not how strait the gate,

How charged with punishments the scroll,

I am the master of my fate:

I am the captain of my soul.
author:おかじま, category:つたえたいこと, 22:20
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今日の授業で話したこと
 今日は中3の受験講座。

英語は初めて熟語・連語のプリントに取り組んだ。

ショックを受けた生徒もいるだろうが、ここから覚えていくだけの話。繰り返し取り組んで暗記していく。

数学は平方根の基本をプリントでおさらい。




実は今日、中3生は午前中が北辰の日だった。

出来が悪かったといって相談に来た生徒もいた。

そうやって相談に来るというのはいいこと。それでいい。

結果は結果なのだ。

この結果が出るまでにどう過ごしたかが重要になる。そして、その結果をうけて、次にどう生かすかを考え、行動を起こすことがさらに重要だ。

勉強しようと思うのはみんな一緒で、差がつくのは実際に勉強するかどうかだ。

たまたま今日、授業で話そうとしていたことでもある。

人は結果を見て判断する。

しかし、自分の力を伸ばすのは結果を出すまでの努力だ。

他人の物差しで自分を測ってはいけない。

他人を納得させるだけの自分の物差しを持ち、それを磨いていくのだ。

そのためには自分で自分をコントロールしていかなければならない。

自分を律し、自分の力で立たなければならない。

だからこそ、自分の行動に優先順位が生まれる。

受験生の生活とは、何かを我慢させられる抑圧的な生活ではない。

やりたいことがあれば、やったらいいじゃないか。

それは時に青春の特権だったりもする。

しかし、そのやりたいことは、やるべきことの前に存在するくらい大きなことなのだろうか。

やりたいことを、やりたいだけやる、そんなわふうにいかないときもある。

自分の目標に向かうとき、自分の夢を実現させたいとき、自分をコントロールしていけるかどうか。

させられる我慢ではなく、自分の選択とするのだ。

それこそが一人の人間の確かな成長となる。

その成長は他人の物差しでは測れない。



author:おかじま, category:つたえたいこと, 22:28
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きついこととわかっていても
 このブログには書いたかどうか忘れてしまったが、僕は生まれつき心臓が悪かった。

高校1年生の時に手術をしたのだが、それまでは年に2回、手術後は成人するまで年に1回検査のために今のさいたま市にある病院に行っていた。

今もそうだが、僕は太り気味で、心臓のためには余分な脂肪がつくのは良くない。

検査に行くと先生にそのことを毎回言われていた。

担当してくれている先生は二人いて、そのうちの1人は優しく、あまりきついことは言わない。

もう1人の先生はずばずばきついことを言ってくる。

最初の頃は自分も子供だったし、怒られに行くようなものだったから、きつい先生にあたるのはいやだった。

でも、成長するにつれ、中学生になった頃からは、むしろそのきつい先生のことを信頼するようになっていた。

包み隠さず本当のことをきちんと伝えてくれていると感じるようになっていたのだ。

今になれば、すべて本当のことを伝えてくれていたわけではないと思うのだが、中学生の自分にとってはそう実感していた。

僕が今、生徒やお家の方に接するときの考え方のベースはこういう体験にある。

きついことでも言わなければならないことは言うようにしている。

生徒にすればショックを受けることもあるだろう。

お家の方にすれば若蔵が生意気なことを、と感じることもあるだろう。(もう若くない?)

それでも、すべてが本音でないにしろ、きちんと伝えるべきことは伝えるようにして、そこから生まれるお互いの信頼感を大事にしたいと思っている。

誠実に向き合うこと。お互いが敬意を払える関係にあること。

この部分においては相手が生徒であってもお家の方であっても関係はないと思っている。





大学生になって、病院に検診に行った。やさしい方の先生は別のところに移っていて、きついことを言う先生にラグビーを始めたことをおそるおそる言った。

「ラグビーか。いいのを始めたな。きついスポーツだけど体に気をつけてがんばるんだぞ」

そうにっこり笑って言ってくれた。

その顔は今でも忘れられない。

author:おかじま, category:つたえたいこと, 23:25
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そして勉強は続く
 新年明けましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。(去年と同じ出だしだ)

自習に来た中3生は、今勉強を開始しました。

おそらく1月1日、2日も家で勉強していたことでしょう。

そういう意味では私は生徒を信じることにしています。



勉強を一生懸命してくれる塾生のために、今年も、いや、一日一日を力の限り生きていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。
author:おかじま, category:つたえたいこと, 09:08
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基礎をつらぬく
 今日は昼時に少し空いた時間があり、録画したまま見ることができなかったラグビーの試合を見た。

いつも好んで見るのは、海外のラグビー、とくにソリッドな北半球のラグビーが多い。

南半球のラグビーでも、硬い展開になったときのほうが個人的には見応えがあるように感じている。

まあ、これは個人的な好みなのだが。

今日見たのは、4月7日に行われた第11回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会の決勝戦。東福岡 vs. 大阪朝鮮というカード。

いい試合だった。

試合展開もすごかったのだが、高校生のレベルの高い試合は、基礎プレーがしっかりしていて、私のような下手なおっさんプレーヤーにはすごく勉強になるのだ。

普段見る海外のラグビーは、ものすごい高いレベルの応用問題の連続で、基礎はもちろん高校生なんかよりも高いレベルで安定しているはずなのだが、じっくり確認しないと基礎プレーの使い方が見えないときがある。

日本国内のラグビーは、トップリーグの試合こそしっかりしてきたが、これも応用問題が多く、へたくそな自分の参考にできることが意外と少ない。

大学生の試合や、レベルの低い高校生の試合は、基礎が安定していないのに難しい問題ばかり解きたがるような感じで見ていてストレスを感じることが多い。

今日見た試合はストレスがたまることもなく、参考になる基礎プレーがたくさんあって見終わったあとに満足した。


両校のプレーヤーは、私のような草ラグビープレーヤーから見て、ほんとうに尊敬に値する。

また、こういうプレーヤーを育てることのできる指導陣にはほんとうに頭が下がる思いだ。

尊敬に値する。

やはり、真にレベルが高い人間は、常に基礎に忠実で、忠実だからこそ応用がきいてくる。

かっこつけずに基礎を貫く姿勢。

大事なことなのだ。改めて思い知った。

録画を消去しないで見て良かった。
author:おかじま, category:つたえたいこと, 23:18
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私立受験の前に
 この記事を読むのは、今日の夜か、入試の朝か。

さて、入試がやってきた。

緊張しているかな。

それともいつもと変わらないかな。

こういうときは。緊張している自分に気付いていたほうがいいと思う。

いつもと変わらないなんて思っているのが逆に勘違いで完全に舞い上がっているってこともあるからね。

緊張するタイプの人間は緊張するんだよ、どうしたって。

「緊張感を楽しむ」「プレッシャーを楽しむ」、そんな気持ちにはなれないよ、たぶん。

無理に楽しもうと思わないでいい。

無理にリラックスしようなんて思わなくていい。

できることだけをできる限りやる。

明日という1日はみんなの経験値を上げてくれる。

入試本番でしか感じ取れないものが明日という1日には詰まっている。

さあ、行こう。


author:おかじま, category:つたえたいこと, 23:25
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ぎりぎりでもなんでも
 志望校を決めるとき、「ぎりぎりで入るよりも、少し余裕を持って入ったほうが高校に入ってからが楽になる」という言い方で志望校を1ランク落とす生徒がいる。

余裕を持って入るってどういうことなんだろうっていつも考えてしまう。

ぎりぎりでも行きたいところに受かったほうがいいのにって考えてしまう。

自分の狭い経験からも、それから多くの卒塾生を見ても、高校受験の時の「ぎりぎり」も「余裕」も、高校入学後は全く関係ないと思うのだ。



高校に入ってからうまくいくのは、受験勉強を真剣にがんばった生徒なんだ。

ぎりぎりでもきちんと勉強習慣と勉強のしかたを身につけて合格すれば、たいていの場合、高校に入った後もがんばってやっていける。

余裕があっても勉強が適当なまま受かった生徒は、高校の勉強について行くのはきつい。

逆も言える。

勉強が適当なままぎりぎりで合格した生徒は、これは本当にきついということになる。



つまり、だ。

受験勉強で大事なのは、まず合格する点数がとれるようにしていくこと。

そして、希望する高校に合格した後にしっかりやっていける勉強習慣と勉強のしかたを身につけることなんだと思う。

ただ合格するだけのためじゃなく、入った後もしっかりやっていけるようにしたほうがいいよね。

高校生活を充実させる鍵のひとつは、受験勉強への取り組みにもあるんじゃないか。

だからこそ今、真剣に勉強しなくては。

言い方は悪いが、ぎりぎりでもなんでも受かればいい。

合格後に生きてくるスキルを身につけるんだ。そうすれば大丈夫。高校生活を充実させる鍵のひとつが手に入る。


author:おかじま, category:つたえたいこと, 23:12
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だいじなものをだいじに
 勉強よりも大事なことがあるなんて、当たり前だよね。

そりゃそうだよ。

でも、実際に「勉強よりも大事なことがある」って口にする生徒たちを見ると、はっきり言って、勉強から逃げているだけのようにしか見えない。

単なる言い訳になっているんだ。

それって、「勉強よりも大事なこと」に対して失礼じゃないのかな。

大事なことなのに、単なる言いわけに使っちゃって。

勉強よりも大事なものがある、さっきも言ったように当たり前なんだ。

でも、大事なものならば、もっと大事にしてほしい。

勉強すればするほど、その大事なものが、もっと深く味わえるかもしれないじゃないか。

勉強すればするほど、その大事なものの世界が広がっていくかもしれないじゃないか。

誰のことばだったか、「やりたいことはやるべきことの先にある」と言う。

今、みんなが、岡島学習塾の生徒がやるべきなのは、勉強することじゃないのかな。

まじめに勉強するべきじゃないのかな。

今みんなが大事にしている、「勉強よりも大事なこと」って、本当に大事なものなのか、ただ勉強から逃げる言いわけになっちゃっているのか、よく考えてみようよ。

一生懸命勉強したその先に、本当に勉強より大事なものが、自分にとって価値のあるものが見えてくると思うんだ。



本気で取り組んだ先にだけ、ほんとうに価値のあるものが存在する。



author:おかじま, category:つたえたいこと, 23:10
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自分の夏をつくる
 明日から中3生は夏期講習が始まる。いよいよだ。

一日50分×4ラウンド、これを20日間だ。

5年くらい前なら、「どうだ、多い時間数だろ」って言えたんだけど、最近はこのくらいの講習はけっこうよくあるみたいだ。

特に全国のいろいろな塾のブログを読んでいると、うちなんか時間数が少ないくらいだ。

つまり、ね、うちの塾生にわかってほしいのは、全国の中3生がこの時期勉強を頑張っているってことなんだ。

この辺の中学生は本当にのんびりしている。

夏休みは遊ぶものって思っている中学生がみんなの周りにもいっぱいいるでしょ。

でも、本気で勉強している中3生だっていっぱいいるんだよ。

どう思う?

目指す高校に届かないまま、勉強から逃げて、言い訳だらけの夏にするか。

目指す高校に届くように、勉強に自分から取り組み、勉強しまくる夏にするか。

自分の夏は自分で作るんだ。



この夏頑張るって思ってるかな?

でも待って。

夏頑張るって言ってると、夏休みはあっという間に終わるよ。休んだまま。

一日一日、その日一日、今日頑張るって、そう言って実際に頑張って、毎日積み重ねていかないと。

夏期講習がイベントになってはいけない。

夏期講習は、一日一日、地道にしっかり頑張るための道しるべだ。

その日一日を頑張る。それしかない。

そして、みんなは自分の夏を作り上げる。

author:おかじま, category:つたえたいこと, 23:19
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明日がんばる人へ
 明日は部活の大会の人も多い。

中3生にとっては最後の大会になるんだね。

部活動そのものについては、ちょっとおかしいなって思うところもあるけど、

明日が試合のみんなには、そんなことはどうでもいいことだ。

とにかく明日が試合なんだから。



私は、自分が試合に臨むときには、

相手がどんな強敵であっても「負けちゃうかな」って思って試合に出たことはない。

勝つためにどうするかだけを考え、行動する。

私の場合、不思議なもので、いい試合をしたときほど、

試合中は勝つか負けるかについては、あまり意識にない。

自分たちの点数、相手の点数、残り時間、そういったことは考えているんだけど、

試合中に、試合の結果という意味では勝敗を意識していないのだ。

ちょっとわかりにくいかもしれないけどね。

とにかく試合が終わるまで、全力でプレーするってことなんだけど。

どんなに点差が開いても、全力でプレーするんだってこと。

あきらめないとかそういうことともちょっと違うんだけどね。

これも不思議なんだけど、自分の思い出に残るいい試合ってのを思い出してみると、

勝った試合だけじゃなくて、負けた試合も含まれているんだ。

とにかく自分の持てるすべてを出し切ったと感じる試合。

思い出すと今でも心が震えるような試合。



明日のみんなにも、そういう試合がやってくるといいよね。

勝利のためにすべてを。

author:おかじま, category:つたえたいこと, 23:08
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