- 中3日曜受験講座スタート
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2017.04.09 Sunday
今日は中3日曜受験講座の初日。
国語は次回から始めることとして、英数に絞っての授業とした。
英語は次回から取り組む不規則動詞のチェックテストの準備から。
読み方を確認した後に音読、手で書いて練習、もう一度音読という流れですすめた。
後は次回からテストを繰り返して暗記を進めていく。
その後は毎回の家庭学習の課題となる英文法のプリントに手をつけてもらい、残りは宿題とした。
数学は基礎計算問題のプリントからスタート。
1学期は毎回取り組んでいき、問題量は少なめだが、それぞれの計算パターンは確実にものにしていく。
その後はメインディッシュのプリントへ。
1学期数学は、中3範囲の計算を徹底して鍛えていくのがテーマだ。
中3の1学期で学習する計算は、2学期以降の学習に大きく影響する。2学期以降の学習をスムーズにするためにもがっちり計算を鍛えていくことが重要だ。
ということは、お気づきの通り、日曜講座の数学ではとにかく計算、計算。
速く、正確に、基本から応用まで、とにかく計算を鍛える。
さて、ここから月2回程度(4月は3回だが)、この受験講座を通じて、授業中に鍛え、そして家庭学習のペースを維持する。
受験勉強はある程度のペースを維持し続けることが力をつけるポイントとなる。
その中で、同じ時間内でもこなせる勉強量がふえたり、集中が続く時間が長くなったり、そうしたところから変化が起きてくる。
最初からすぐに結果が上がるわけではない。
受験勉強は長丁場だ。
付け焼き刃ほどぼろが出やすい。
教える側としても、この時期の指導には注意が必要だ。
受験生を送り出したばかりで、その「熱」がまだ残っている時期だ。
そのまま、新たな受験生を見てしまうと物足りなさを覚え、焦りを感じ、必要以上にあおってしまうことがある。
頭の中でえがく受験生の姿を見て指導にあたってはならないのだ。
目の前にいる新たな受験生を見て、そして彼ら・彼女たちに「今」必要なことを考え抜き、指導にあたらなくてはならない。
もちろん、「今」必要なことは、最終的なゴールから逆算するべきだ。
だが、その最終的なゴールも、目の前の生徒を見ることから考えていくものなのだ。