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感動した

本日小学算国、中3、中1理社オプション、高校生。

 

前回に引き続き中3は英語は軽めにして数学に時間を割いた。

 

中3数学は平方根の計算をまたもやたっぷりといてから、式の値へ。

 

教科書に載っていない解法も含めて例題を解説、その後に各自で問題演習を進めた。

 

今年の中3はもう少し式を丁寧に扱った方がいい。

 

ちょっと計算をなめてかかっている感じが見て取れる。

 

頭の中で考えて計算しているようでは遅い。

 

手が自動的に動く感じで処理できてこそ「暗算」と言える。

 

そのレベルまで達していないのに途中式を書くのを省いてミスをしている。

 

授業進行としては次回で平方根をラストとしたい。

 

 

 

休憩時間に中3生がひとり、事務室に入ってきた。

 

前回は自分も英語の新中問をやりたいという話だった。

 

だが、私はこの生徒に新中問を渡さなかった。

 

通常の課題をこなしつつ、それよりレベルの高い問題が多く掲載されている新中問をこなせるレベルにないという判断だ。

 

それは率直にその生徒に伝えた。

 

こういうときに、表現を和らげるときはあっても、理由をごまかしたりはぐらかしたりはしない。

 

基礎を固めるためにもっと基本的なところから取り組んだ方がいいと話した。

 

そして今日。

 

彼女なりに考えたのだろう。

 

基本的なところからやるというのは具体的に何をすればいいのか教えてくれと言ってきた。

 

私は前回と今回の彼女の姿勢に胸を打たれた。うっかりすれば涙すら流しそうになった。

 

もちろん冷静に今取り組むべきことをいくつか話しておいた。

 

納得したかどうか。

 

これからの彼女の取り組みをよく見ていよう。

 

この生徒は中2の最後の時期に入塾してきた。

 

成績は先ほどの話でもわかると思うがそれほどいいとは言えない。

 

だが、体験授業に来たときから、彼女の賢さは見て取れた。

 

頑張る姿勢も立派だ。

 

そして前回と今回の話。

 

こうした生徒が真面目に取り組んで、力をつける手助けができるというのは、塾講師冥利に尽きる。

 

そしてこうした生徒が岡島学習塾を選び、通ってくれることに感謝したい。

 

author:おかじま, category:塾その日その日, 22:47
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