RSS | ATOM | SEARCH
なんとなくでなく

本日中3受験講座。

 

英語も数学も、なんとなくで問題を解きすすめている生徒が気になる。

 

英語は毎回同じ問題にチャレンジする。

 

その中で自分の覚えている単語の数が増えていけばいい。

 

だが、なんとなく塾で問題を解き、なんとなく1週間過ごして、またなんとなく塾で問題を解く、この繰り返しでは伸びは鈍い。

 

なんとなくではなく、家庭学習を通じて覚える時間をとってほしい。

 

もちろん日曜講座の直前だけ勉強しても、それは付け焼き刃で本当の力にはならない。

 

勉強、特に受験のための勉強は、日々の積み重ねの先にしか到達できない旅路だ。

 

次の日曜講座までは少し空くが、継続して勉強できるようにしてほしい。

 

数学での「なんとなく」は、ここのところブログにも書いているとおり、展開なり因数分解なりで、なんとなく解くのではなく、与えられた式をよく見て、計算しながら自分で書いた式をよく見て解いてほしいと言うことだ。

 

なんとなく解いているから、全く違う公式を当てはめようとして不正解。

 

なんとなく解いているから、まだ因数分解できるのに、それに気付かず不正解。

 

数をこなして習熟することは必要だが、「なんとなく」の数を重ねても、自分の持つ力は分厚くならない。

 

高速かつ正確に解けるようになってほしいが、その段階に達していても、式をよく見ることは大切だ。

 

よく見ることができるから高速かつ正確に解くことができるようになる。

 

「なんとなく」を早く脱してほしい。

 

author:おかじま, category:塾その日その日, 22:32
comments(0), -, pookmark