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倍率だけが受験じゃない
 本日小5、中3。

中3英語は疑問詞についての問題を集中して演習。

基本的な問題が実は多いのだが、間違えやすいポイントがちりばめられていて、生徒たちはちょっと苦労しながら解いていた。

入試をにらんでの日程で考えて、今日のタイミングでつっついておきたいという問題だったのだ。

さて、先ほどの記事にもアップしたとおり、志願倍率が発表されている。

空いた時間に12月15日時点での県の志望校調査と数字を見比べていたのだが、倍率が高いところと低いところが逆転している高校が多い。

これはもう、倍率だけ見て動いている生徒が県内にどれだけ多いのかということでもある。

中学校の進路指導でも、倍率を見て決めるような話の流れで、志願先変更を安易に勧めるケースが後を絶たない。

おかしくないだろうか。

夏休みから秋口にかけては、「やりたいことができる学校」「資格が取れる学校」「偏差値だけで決めないで」「○○に有利だから」といった言葉ではやく志望校を決めろというのが学校の進路指導の常だ。

ところが土壇場に来て、倍率という数字だけしか見ない。

生徒たちのここまでの努力は一切関係ないかのように。

生徒は数字ではない。

自分の意思を持ち、行動するひとりの人間なのだ。

そのことを忘れてはいけない。

生徒たちに必要なのは「合格」という単なる2文字ではない。

「合格」を目指して努力する、過程そのものなのではないだろうか。

ときに合格・不合格よりももっと大きな意味を持つはずだ。

合格しなくてもいいというわけではない。倍率を見て判断しなければならないケースももちろんある。

しかし、生徒は数字ではないのだ。

生徒たちの努力は今も続いている。この記事を私が書いている間も。自らの目標に向かい、時に泣きそうになりながら勉強し続けている。その尊い努力を認められる人間でありたい。



『人生とは理想と夢を持って それにどこまで近づけるのかという冒険』
『しかし その理想と夢が叶うことはほとんどない』
『夢は叶わなくても それを追い続けることが生きる力になるのだ』
                          イヴィツァ・オシム

author:おかじま, category:塾その日その日, 23:25
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