本日の冬期講習は中3が9日目で、社会と数学。
社会は毎回日本の都道府県や県庁所在地に関する問題が出ている。
この問題に苦戦する生徒がまだいるということが残念でならない。
初日の時点ならこれからしっかりやろうということも言えるが、3回目も同じ状況というのは明らかに勉強不足だ。
「どうやってやればいいかわからない」といういいわけをすぐに口にする生徒もいるが、これは勉強に対する甘えだ。
地図帳を使って文字を隠してチェックすることだってできる。インターネットで「白地図 日本 都道府県 無料」などと検索すれば、フリーでダウンロードできるプリントがけっこう見つかる。ましてや塾に来ているのだから、都道府県名をチェックするプリントはないかと私に聞くことだってできる。
こちらから「ここは弱点だね、じゃあこのプリントやって」といちいちやってあげることだってできることはできる。
しかし、必要なことがあれば自分で工夫したり、何らかの形でリクエストが出したりできるように塾生たちにはなってほしいと考え、こちらから手を打ちたい気持ちをぐっとこらえて待っている。
今日は夜になってふたりの生徒がプリントがほしいと言ってきたので、早速渡した。
え?今日の夜?
そうだ。
中3自習組の3分の2程度の生徒たちは今日も午前9時から午後11時まで勉強した。
大晦日「くらい」?
いや、大晦日「だって」だ。
やると決めたらやる。
中3生はそういう道のりにいることを忘れてはならない。
そんなのふつうじゃないって?
そうだ。
周りの人たちの考えるふつうじゃなくていいだろう。
周りのふつうを飛び越えたところを自分のふつうにする。ふつうじゃない世界をふつうにする。
そこに見える世界を走ろう。
走り抜く強い意志を持った生徒たちと、私はともにありたい。