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ちょっと書いておくことにした
 生徒たちもそうだし、お家の方も、検定に関しては興味があるようで、実は今日、数件そのことについて聞かれたので、検定についての岡島学習塾の考えについてちょっと書いておくことにした。

岡島学習塾は、英検や漢検などの会場にはなっていない。

そういう塾がこの近辺にもたくさんあるのはわかっている。

うちも実は、かなり昔に英検の準会場になっていたこともある。

なぜ取りあつかいをやめたかというと、事務作業がかなり多くなってしまい、そのほかの業務に差し支えが出るおそれがあったからだ。

また、検定を実施して、生徒たちが検定に合格しても、大してメリットがないのも大きな理由だ。

「検定を持っていると受験に有利だ」という噂は昔からものすごく流れている。

だが、実際のところ、そこまで大きな得点にはならない。漢字や計算をちょこっとミスすれば帳消しになるくらいの点数でしかない。

県立の上位校の場合はできる限り検定などの点数を低く抑えようという考えが透けて見える。

私立高校の確約の際のプラス項目にあがることもあるが、ほかにも加点項目は多くあるし、上位のコースには加点そのものがない高校も多い。

したがって、現状として、検定が受検に有利に働くというのはウソではないがそこまで大きな意味を持つものではない。

もちろん、漢検や英検などは、個人の勉強の励みにはなるので、各自が実力を試すチャレンジとしてはいいものだと思う。

しかし、受験のため、就職のため、というのは本来の検定の意味を損なうと私は考えている。

そんなわけで、岡島学習塾としては、検定を塾のカレンダーに組み込むことは今のところ考えていない。

もし、検定が受検に有利というのが確実なら、うちの塾だって何があっても検定を受けるようにする。

これは間違いない。

しかし、現状ではそんなことはないのだ。

であれば、塾で受験するのではなく、個人で自分の実力を試すように別会場で受けるようにする方がいい。

英検を受けるから、漢検を受けるから、塾で指導してほしいと言うリクエストにも応えるつもりはない。

自分自身で検定の準備をしていて質問があるというのならいくらでも応える。

だが、今の時間割で一杯一杯なのだ。

とてもじゃないけど英検や漢検の指導はできない。

しかも、もし、うちの塾で本格的に検定の指導をするなら、準備に約3週間程度かけて、毎日2時間前後はみっちりやることになる。もちろん宿題もたっぷり出す。

それでも良いならやるのだが、おそらく「そこまでは…」と敬遠されるだろう。

でも、付け焼き刃で受かった検定が、なんの実力を証明できるだろう。

それこそ意味のない検定になってしまうではないか。

今の検定のありかたは、中学生たちに関して言うと、いろいろ矛盾をはらんでいるような気がしてならない。




author:おかじま, category:塾のこと・考えること, 22:57
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