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まず計画をたてる、そして恐れを抱く
 「彼」はまず、定期テストの勉強を始める前に計画をたてる。

4週間かけて準備をするので、まずは、1週ごとにどうするか、

つづいて、一日一日何をするか、という感じで計画を立てていく。

「彼」は、計画なんかたてたって、計画通りに行くはずはないと別のところでは考えている。

それでも計画を立てるのだ。だから一日ごとのノルマは結構ゆるい。

最初の1週目は基礎固め。

次の第2週は基礎固め。

第3週は基礎を完璧にする。

さらに定期テストのレベルを超えた問題もできるくらいに勉強する。

第4週くらいには範囲が確定しているので、

学校のノートや、ワーク、プリント類を完璧にする。

そして、テスト前日は総仕上げ。

これだけ時間かけて準備しても、前日はほとんど寝ないで勉強していた。

「彼」は塾の自習室で夜を明かすのだ。

塾長(当時は私の父)は夜の2時くらいには自宅に戻って寝てしまう。

「彼」はそれでも勉強し続ける。

気づいたら朝日が昇っていたということもあったようだ。

そんなに前もって勉強したんだから、前日はゆっくり寝ればいいのにと言われると、

「彼」は決まってこう答えていた。

「怖いんだよ、どれだけ準備をしてもまだ怖いんだ。」

また、完璧に仕上がっているときほど、怖さは募るとも言っていた。

準備不足の時はあまり怖いと感じず、かえってテストで失敗するというのだ。

中学生にして、こういう考えで定期テストに臨むっていうのは、

ちょっと、ね、えーって思うところもなきにしもあらずなんだけど、

そのくらい本気で勉強できるってのも大事なのかなと、今になれば思わないでもない。

そのくらい本気の勉強をする生徒が現れてくれないかなという気持ちもどこかにある。

でも、徹夜の連発っていうのはやめといたほうがいいかもね。

「彼」をまねした当時のクラスメイトがいて、

そいつはテスト中にぶっ倒れて、テストが受けられなかったってこともあったんだ。

いやはや、なんとも、ね…。

author:おかじま, category:ある卒塾生の「勉強法」覚書, 23:17
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