RSS | ATOM | SEARCH
第2週 基礎を固める
「彼」の定期テスト勉強のつづき。

第一週で音読を中心に基礎を固めて、

第二週は、読む回数は少なくなるが、音読をさらに続けていく。

ただし毎日音読の時間は作っていた。

で、理社は、チェックペンで塗ったところを、シートをかぶせて、

わら半紙に答えを書いていく。教科書を穴埋め問題集のように使うわけだ。

間違えたものやわからなかったところは何度も書いて練習して覚える。

「彼」はわら半紙をなぜかいつも大量に持っていて、ノートは使わず、

バンバン書きまくっていた。

今の生徒なら、ホームセンターでコピー用紙を安く買ってくるのも手かなと思う。

まあとにかく、音読とチェックシートによる書き出しで、

テスト範囲の教科書はほぼ頭に入った状態になる。

そして英語は単語の暗記をだいたい済ませてあるので、

本文を書いて書いて書きまくっていた。

テストまでに10回以上は書きたいといつも「彼」は言っていた。

回数の問題じゃないだろうと言えば、

「単純作業の回数をこなして見えてくるものもある。

むやみに回数を増やしても仕方がない人もいるんだろうけど、

自分には必要なことなんだ」

と、あいもかわらず中学生らしくない答えが返ってきたものだ。

国語はこの時期、教科書本文の音読、漢字練習、文法が範囲にあれば、

ワークや問題集でものすごく簡単な(本当にすごく簡単な)問題から演習を始めていた。

数学はこの時期、関数だろうが図形だろうがとにかく

基本問題しか解かないと決めていたようだった。

第二週、つまりテストの3週間くらい前になると、

ぼつぼつ塾の自習室にもせいとがふえてきたものだ。

自習に来る生徒の多くは、とにかく問題を解けば勉強になると思っていたようだ。

そういった生徒たちを横目に、「彼」は基礎固めに没頭していた。

問題を解く「欲」のようなものを自分の中にためているようでもあった。
author:おかじま, category:ある卒塾生の「勉強法」覚書, 23:09
comments(0), trackbacks(0), pookmark
Comment









Trackback
url: http://okajima-juku.jugem.jp/trackback/235