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第2志望の人生
 今まで生徒には話したことのないことを書こう。

受験の前後の時期にこういうことを書くと誤解されるかもしれないし。

僕は自分の受験では、高校受験、大学受験ともに第2志望の学校に進学した。

就職も、実は最初から塾に勤めようとは思っていなくて、就職試験はすべて落ちて、親父に頼んで実家に戻って岡島学習塾の講師となった。

そう、僕の人生は今のところ、第2志望の人生なのだ。

だから、がんばれば絶対に自分の希望がかなうとは僕の口からは言えない。

努力は裏切らないなんてことも言えない。

じゃあ、僕はがんばってこなかったか。

そんなことはない。

「自分なりに」なんて甘いことは言わない。

本当に努力して、がんばったんだ。

それでも結果は出なかった。ということだ。

でも、第2志望の進学先で、いつも僕が思っていたこと。

それは、「その場その場で自分のベストを尽くす」ということだ。

今、この1日、この瞬間をどれだけ真剣に楽しめるかってことでもある。

決して僕は運命論者ではないのだけど、第2志望の場所に自分が今いるなら、それはそういう運命として考えて、自分のできる限りのことをしないと面白くないなと考えていたんだ。

大学時代の最初の自己紹介の時、「私はこの大学に来たくなかった、ここしか受からなかったのでとりあえずこの大学に今はいるが、受験し直して自分の希望をかなえてみせる」っていうことを言った人がいた。

みんな引いてたね。

で、そいつはいつもつまらなそうな顔で4年間同じキャンパスに居続けた。

僕にはそんな自己紹介はできないし、第2志望であっても進学を決めたのだから、とにかくやれることをやってやろうと思っていた。

そういう第2志望の人生だけど、僕は知ったことがある。

真剣に生きないと、第2志望の人生はつまらないんだ。

がんばってがんばってやっていかないと、何にも面白くなくなってしまう。

努力は裏切らないなんてことは言えないってさっき書いたけど、

それでも結局は、努力しないと第2志望の人生は充実したものにならない。

第1志望の人生を送れるように本気で努力しないと、第2志望の人生はみじめなだけだ。

夢をかなえるために努力しないと、夢がかなわなかったときに後悔だらけになる。

そうそう、僕はこの年になっても、「青春時代なんて昔のことさ」「ああ、あの時代に戻りたいな」「あのときは楽しかったな」って過去を振り返ることがほとんどない。

そりゃ毎日のようにきついこともつらいこともいっぱいあるんだけどね。




『人生とは理想と夢を持って それにどこまで近づけるのかという冒険』
『しかし その理想と夢が叶うことは殆どない』
『夢は叶わなくても それを追い続けることが生きる力になるのだ』
                           イヴィツァ・オシム

author:おかじま, category:時には自分のこと, 22:12
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