- 苦しみによって人は学ぶ
-
2020.01.25 Saturday
本日中1、高校生。
中1英語は単語テストを実施したあと、program11に入った。
まずは単語チェックから。次回から文法解説となる。
この単元が中1最後の単元だ。
中1数学は前回の表面積の復習をしてから体積の問題へ。
基本的なものについては特に問題なく解きすすめていたが、底面積がちょっと変わった形をしているもので苦戦している生徒が何人かいた。
その攻略のためにも、最初に底面を書き抜いたほうが解きやすいこともあるという解説をしておいたはず。過信は良くない。
中3は午前9時から勉強をスタートして、午後からは過去問演習会の第2回。
私立入試が終わって、改めて厳しい現実を突きつけられた感じだろう。
答案を返却するときには、合格ラインを越えているかどうかまでは伝えた。
学校選択組は、正直言ってかなり苦しい。英数が厳しいならば理社でどれだけ満点近くとれるかどうかで勝負が決まる。
何度も言ってきたはずだが、その理科社会の答案がまことにひどい状況だ。点数以上に勉強不足を感じさせる。
志望校にふさわしい人間があらかじめ存在して、そういう人間が合格するのではない。
勉強して勉強して勉強して、そうやって志望校にふさわしい人間になって校門をくぐるのだ。
苦しいのは事実。
だが、苦しいときにそれでもなお、自分の目標のためにあがき、努力できる人間が成長を遂げる。志望校にふさわしい人間へと変貌を遂げるのだ。
苦しみによって人は学ぶ。
このことばを胸に刻む。
あえて苦しめとは誰も言わない。苦しんだほうがいいのだなんていう気もさらさらない。ましてや苦しみに耐えろと言うことでもない。だが、いつも笑顔で楽しくやっていけるわけでもない。
現に霧の中でどうしようか迷い、苦しんでいる人にとっては、どうしたって先へ進む光が必要なのだ。その光はおそらく楽しさというものではないだろう。苦しいときに笑えなどと、わかったような顔をして生徒に話せる私ではない。
今味わう苦しみが、やがて自らの成長の足跡になるように。
這いつくばってでも、泥臭くても、それでも前へ進め。
私はあなたたちを信じる。