- 自分の夏をつくる
-
2009.07.31 Friday明日から中3生は夏期講習が始まる。いよいよだ。一日50分×4ラウンド、これを20日間だ。5年くらい前なら、「どうだ、多い時間数だろ」って言えたんだけど、最近はこのくらいの講習はけっこうよくあるみたいだ。特に全国のいろいろな塾のブログを読んでいると、うちなんか時間数が少ないくらいだ。つまり、ね、うちの塾生にわかってほしいのは、全国の中3生がこの時期勉強を頑張っているってことなんだ。この辺の中学生は本当にのんびりしている。夏休みは遊ぶものって思っている中学生がみんなの周りにもいっぱいいるでしょ。でも、本気で勉強している中3生だっていっぱいいるんだよ。どう思う?目指す高校に届かないまま、勉強から逃げて、言い訳だらけの夏にするか。目指す高校に届くように、勉強に自分から取り組み、勉強しまくる夏にするか。自分の夏は自分で作るんだ。この夏頑張るって思ってるかな?でも待って。夏頑張るって言ってると、夏休みはあっという間に終わるよ。休んだまま。一日一日、その日一日、今日頑張るって、そう言って実際に頑張って、毎日積み重ねていかないと。夏期講習がイベントになってはいけない。夏期講習は、一日一日、地道にしっかり頑張るための道しるべだ。その日一日を頑張る。それしかない。そして、みんなは自分の夏を作り上げる。
- 北辰も統一模試も
-
2009.07.30 Thursday先ほどの記事とはカラーが違うので別の記事にしました。以前も書いたかもしれないが、うちの塾の中3生は、北辰テストと統一模試と2種類の模試を受ける。なぜふたつの模試を受験するのかということについて書いておこうと思う。北辰テストは歴史も長いし(保護者の方でも受験した記憶がある方いますよね)、受験者数も多く、豊富で細かいデータが存在する。うちの塾に現存している一番古いデータは平成5年に北辰図書から刊行されたもの。ちなみに埼玉県から毎年出されている入試分析のデータは、塾には昭和63年のものから残っている。しかし問題がある。北辰テストの出題傾向は、埼玉県公立高校の出題傾向とは大きくかけ離れているのだ。したがって北辰で偏差値が良くても、実際の入試では点が取れないという現象が起きてしまう。こうした現象を防ぐためにも、岡島学習塾では、実際の入試をにらんでもう一つ、統一模試を毎月受けているのだ。統一模試は、最初は全国版で、そして、埼玉県版が発行される7月からはその埼玉県版で受験する。この埼玉県版は、実際の公立入試とそっくりの問題なので、中途半端に過去問に手をつけることなく、埼玉県の入試の形式に慣れることができる。そうした中で、志望校の合格可能性を確認していく。この模試のデータも平成7年度から塾に残っている。国語の作文、数学の証明、作図、英語の長いリスニング問題など、本番と同じような形式の問題を毎月練習できるのだ。そうやってふたつ受験することで、北辰と統一模試との点の取り方のギャップなどからも、勉強の課題が見えてくる。これはけっこう大事なことだ。ほかの塾にはない進路指導ができる。ふたつの模試を受験する意味は大きい。
- 模試の日
-
2009.07.30 Thursday本日中2。の前に今日は中3生が午前10時集合で統一模試を塾で受験。今までは午後だけの時間帯で実施していたんだけど、今回から昼食を挟んでの受験となる。昼食をとりながらなおかつしっかりテストを受けるのも練習しておきたいのだ。ラスト3回は埼玉県公立高校の入試本番と同じ時間割に設定する。まあ、とにかく、今日は初めて塾で昼食をとる中3生が多かったわけだ。今年の中3はすごいんだよ、ほんとに。なにがって、昼休みの使い方。男子は私の自宅の芝生に集まって輪になって昼食。その後、芝生でバスケットボールやらラグビーボールやら、いろいろ取り出して遊んでいた。こういうボールは自宅の芝生の脇の物置に入れてあるんだけど、取り出して遊んでいた。うちの犬と遊ぶ生徒もいた。で、一番驚いたのが、グローブを持参してキャッチボールをしている生徒までいたんだよ!私の自宅にはグローブやら何やらの野球の道具は全く置いていないので、わざわざ持ってきたんだなー。なんてこった。いや、あの、ね、いろいろ自分たちで考えて空いた時間を過ごそうとするのは良いんだけどね、今日は模試だよね、そうだよね、ね、ね。模試の日に遊ぶ準備までしてくるとは…。今まではいなかったと思うな…。恐るべし、今年の中3生。
- しっかり読む
-
2009.07.29 Wednesday本日中1。英語はprogram4の本文解説が終了。んー、毎年思うんだけど、Sunshineというこの教科書の、中1のprogram4ってのは、中1生にとって意外な壁になっているのかもしれない。単元的には複数形の勉強がメインなんだろうけどね。複数形そのものが壁なんじゃないんだな。音読してみるとわかる。まずは、haveの発音。それまでは、haveの後ろに a〜 というかたちが多かったので、「はう゛ぁ」というのが口癖になってしまっている生徒がいる。次に、program4-1の本文では、上から2行目(?)の由紀の台詞で、「do we need」の部分。それまでの疑問文は「do you 〜」が多く、これも口癖のようになっていて、「ドゥーユーニード」と読んでしまう。それから、program4-1の最後の英文もかなり読みづらいようだ。何度も何度も読んでマスターしていくようにする。中1の最初の頃から、しっかり聞いて、見て、そして声に出すようにできていると、それほど大きな壁にはならないのだろう。しかし、それほど英語が得意でなかったり、塾だけでなく学校などでも声をしっかり出さないでやり過ごしたりしていると、ここが壁になる。小学校時代に中途半端に英語をかじっていて、英語が得意なつもりになっていて、地道な反復を馬鹿にしてしまう生徒も、ここが壁となる。壁を乗り越えるには?やっぱり私には、音読の反復しか解決方法は思いつかない。塾の授業では、中1のprogram4、6、7あたりの英文は音読の反復回数を意識的に増やして壁を取り払っていく。中1の英語の壁は、動詞の区別だとか、3単元のsだとかよく言われる。とはいえ、その前に繰り返し音読して声に出せるようにしておかないと、文法の理解どころではなくなってしまう。とにかく音読。暗記や理解はその後からついてくる。極端に言えば。
- エメもがんばります
- 音読するのだ
-
2009.07.27 Monday本日中2。英語はprogram5の本文解説が終了した。本文を解説するときには、1ページの解説が終わると、そのページを音読する。この学年は、音読するときの声がほかの学年と比べて小さい。そして読み間違いも多い。中1の頃の短い英文なら、教科書をきちんと読まなくても口まねだけで何とかなったのだろう。しかし中2の教科書は長い英文が多くなってくるので、口まねだけではうまくいかないのだ。音読の重要性は何度も話してきた。後は生徒が自分で声を出すかどうかだ。当然、生徒がもっと声を出しやすいように自分の授業のレベルを上げていかなければならない。結局は、授業中に何度でも何度でも音読を繰り返すってことなんだけど。音読がしっかりできる学年は、英語の成績も良いんだけどな。もりもり音読してほしい。
- 第4ターム終了
-
2009.07.26 Sunday
本日日曜日、中1中2の夏期講習は第4タームが終了。
第4タームはもともと選択した人が少ない上、
今日は部活で3人欠席だったから、
人数的にちょっとさびしかったかな?
でもみんな黙々と自分の課題に取り組んでいた。よくがんばりました。
この暴力的な暑さの中、自転車で登塾していた人もいたけど、
無事に帰れたかな?(うちの塾は各種講習には送迎がないのです)
深谷市内は今日はお祭り。
いま、こうして記事を書いているときも、
あちこちから太鼓や鐘の音が聞こえてくる。
夏だねえ。
やっぱり、あつはなついね〜なつはあついね〜・・・・・・
・・・・・・
明日からの第5タームは7月中最後のタームになる。
人数も多いようだが、
参加する人たち、
暑さに負けずにがっつり勉強しようぜ!
- きめぜりふ
-
2009.07.25 Saturday本日中1。中1は初めてのクラス替え。1、2年生の間は2つのクラスがほぼ同じ学力レベルになるように調整している。入塾時は仲の良い子や、同じ学校などを配慮してクラスを決めるのだが、このクラス分けからはそういったことは考えず、むしろばらばらでごちゃ混ぜになるようにしている。さて、授業に入ってどうだったかというと、うん、ぐっと雰囲気が落ち着いたね。しっかりした感じがした。で、今日の英語の授業では久々に決めぜりふを使ってしまった。生徒「うーん、わかんない」私(岡島)「わかれ」反射的に出てしまうこのせりふ。いくつかのバージョンがある。生徒「わかりません」私「わかれ」生徒「できません」私「できる」生徒「知りません」私「知っている」初めてこれを聞いた生徒はびっくりすることが多い。私もそうだった。この元ネタは、私が高校生の時の古文の先生が使っていたもの。「わかりません」「わかれ」けっこう気に入ってパクらせてもらっているわけだ。ほかに口癖みたいに出てくるせりふってなんだろ。「わかりる?」「もりもりやってくださーい」…。こいつらもパクリっていえばパクリだな…。オリジナリティってもんはないのか、私には…。
- バスの運転
-
2009.07.24 Fridayうちの塾はバス送迎をしているんだけど、基本的には各講師がハンドルを握る。そのために私は学生時代に大型免許を取った。冬の札幌で。ま、それはおいといて、送迎の時間はラジオを聞いていることが多いのだけど、生徒の話す声もよく聞こえる。最初の頃は生徒の会話に割り込んでいたんだけど、ここ数年は、生徒の会話には入らないようにしている。そのほうが、生徒の様子がよく聞こえるし、見えてくる。生徒の考えていること、学校での様子、家庭での様子、どういう遊び方をしているかなどが見えてくるのだ。そして、座る位置なんかも見ていると、誰と誰が実は仲が良いとか悪いとか、気配りのできるやつだなとか、そんなこともわかってくる。なかなか面白いんだよね。だけど、昔は途中でみんなで自販機でジュースを買って飲んだり、コンビニによってアイスを食ったりすると喜ぶ生徒が多かったんだよね。最近は、妙に遠慮したり、早く家に帰るほうがいいって感じの生徒が多くなってきた。ちょっと寂しい気もする。「送迎が売りの塾」ってうちを馬鹿にする人も昔はいて、そのときは「なにをー!」って腹を立てたんだけど、今こうして考えてみると、送迎によって授業以外で生徒に接する時間が増えていて、それはそれでけっこう良いもんだなって思う。時々授業時間より運転している時間のほうが長い日があるのは参るけどね。