- 面談スタート
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2010.07.31 Saturday本日中1。
中1英語はprogram4の基本文チェック。この単元は複数形の話が出てくるので、いつもの基本文チェックよりもていねいに確認した。
このあと出てくる三単現のsの話も、単数と複数の考え方がしっかり身についていないと結局身につかないものだ。
次回は基本文テストを実施する予定。
さて、タイトルの通り、今日から面談がスタート。
夏の面談は、全員ではなく、面談を希望する人のみの実施となる。また、保護者の方と私の2者面談か、生徒本人も交えた3者面談か、どちらかを選べるようにしてある。
一人につき30分の枠をとり、実際には20分ほどで面談していく。
基本的に時間オーバーをすることは滅多にない。
時間をオーバーしても長時間でも面談することが熱心さのあらわれだと思っている塾講師は意外と多いが、よく考えなければならない。
保護者の方は、塾のためにわざわざ時間を割いて面談にみえるのだ。
こちらの都合で時間を引っ張るようなことは基本的には失礼なことだろう。
で、今日は午後2時から面談の時間がスタート。
…。
来ない。
毎年いるんだよな…。面談の無断欠席。
今年もいた…。
しかも最初の一人が…。
中1の生徒だったので、夜、授業に来たときに確認したところ、すっかり忘れていたらしい。
ふーっ。まいった。
- すくないをたくさん
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2010.07.30 Friday本日小6、中3。
中3英語はprogram5に入った。今日は単語チェック。
この単元では South Asia という語句が出てくる。
どこの地域かだいたいわかっている生徒は意外と少ない。毎年のことではあるが。
そのあたりのことも確認しながらなので時間がいつもよりかかった。
単語の意味なんて自分で調べろという意見もある。
意味調べを宿題に出してそれでちょっと確認して終わりというやり方もあるだろう。
でも、私の英語の授業では、新出単語・語句の確認に1回分の授業(40分)を使うことにしている。
単語・熟語が英語では大事だというならば、それなりに時間をかけておくことも必要だろう。
だから、意味を伝えるだけの授業にはしない。
例文が必要なものは例文をあげて解説。
ことばのイメージをふくらませてほしいときの一言も必要。
そして、やはり大事なのは音読。
最初に音読をしっかり繰り返して読めるようにしておくことで、カタカナで読み方をメモしておく生徒がいなくなる。
カタカナを勉強しているわけではないので、カタカナで読み方を振らせることはしないようにしている。
だからといって発音記号だけで攻めていくのも中学生にはきつい。
英語が苦手な生徒にはなおさらだ。
だから音読。声に実際に出す。
最初に勉強する、この単語チェックの授業のときに合計で10回から12回は繰り返して読むことになる。
もちろんただ12回繰り返すだけじゃない。
ポイントは、「少ない回数をたくさん」というところだ。
あとは手で書いておくことも必要。宿題で単語シートをだしている。
この単語シートはただ写してくるだけの宿題。何回も練習させるわけではない。
また、この単語シートはそのまま単語テストの問題にもなっている。
これも「少ない回数をたくさん」の考え方で数回宿題に出して、本文解説に入る前に単語テストとなる。
まあ、全員単語テスト合格にならないのが残念なところだが…。
- 基本文チェックの回の授業
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2010.07.29 Thursday本日小5、中2。
中2英語はprogram5の基本文チェック。
基本文チェックの回には、そのプログラムの本文は解説が終わっているので、まずは15分程度時間をとって、ノートに本文を視写していく。
本文練習15分で早い生徒でひとつのプログラムを1.5回転くらい進めていく。
遅い生徒は1回転しきれないときもある。
視写のスピードと正確さは、生徒の実力をある程度反映している。
その後、今度は音読を5分前後。基本的にリピーティングですすめていく。
1ページ2回ずつ読んで、もういちど通しで読んでいく。合計3回読むことになる。
本文解説の回にも音読を繰り返しているので、けっこうな回数を生徒は音読することになる。
で、このあと基本文の意味を確認していく。これで15分程度。
基本文の意味を確認しながら文法のおさらいをしていくことになる。
そして基本文の音読をする。
宿題と次回の基本文テストの指示を出して授業は終了。
だいたいこんな流れで基本文チェックの回は授業を進めている。
ポイントは「反復」だ。
その授業内での反復という意味もある。また、大きくとらえてひとつのプログラムの学習の内容を反復しているという意味もある。
こうすることで、もし欠席があったとしても、完全な積み残しにならないように授業を組み立てている。なかなか欠席補習の時間はとれないので。
付け加えれば、視写の時間などの地味な作業を取り入れていることも重要な点だと自分としては考えている。
- 分かれ道
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2010.07.28 Wednesday本日小6、中1。午後は夏期講習(中1・2)ターム5。
中1・2の夏期講習はこのターム5にて7月中の日程を終えた。
ターム6からは8月の日程に入る。
さて、今日の中1英語はprogram4の本文解説を終えた。
音読が前回よりもよくなった。やはり繰り返しの効果だろう。
ただ、やはり主語と動詞のとらえ方が甘くなっている生徒が気になる。
何回か書いているとおり、小学生時代に英語を習っていた生徒に心配な生徒が多い。
岡島学習塾での小学英語はこうしたつまずきがあまりないようにしているが、正直に言えば、小学生からの継続生の中にも心配な生徒は数名いる。
一方で、小学生時代は勉強面ではあまり目立たなかったが、まじめに授業を受けて、指示どおりに勉強をしっかり続けている生徒もいる。
小学生時代、実はあまり勉強をしていないのに勉強ができるとちやほやされた生徒を抜いてしまった生徒もいる。
ランドセルを背負っていた頃からわずか数ヶ月で、遠いところまで来てしまった。
いくつかの分かれ道をとおりぬけて。
今いる地点は自分で道を選んで歩いてきた、その場所だ。
その場所にたどり着くまでに無意識かもしれないが、いくつもの選択を積み重ねてきているのだ。
まだまだこの先にも分かれ道はいっぱいある。
できれば自分を成長させる選択をしたい。
自分に甘い選択よりも厳しい選択をしろというつもりはない。
甘い厳しいという基準ではない。
自分の成長がどこにあるのかという基準で考えたい。
もちろん、答えがあるから選べるという選択肢ではない。
だからこそ難しいのだけど。
- 英語の宿題なし!
- Thunder Roadってか…
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2010.07.26 Monday本日小6、中2。
中2英語はA・Bクラス間で進度差が出てしまっているので、次回あたりで何とかしたいところだ。
次回でprogram5の基本文チェックまで終えたい。
この学年は音読の声がかなり小さいのがネック。それでも長い英文をあまりつっかえずに読むことができるようになっている。
あとはやっぱり声が出るか出ないかなんだよなあ。
で、授業の話はそんなところで、雷三日ということで、今日も雷。すごいんだ、これが。
バスで送迎中にも稲妻がみえる。暗い空に縦横無尽に光っている。
あちらこちらにばんばん雷が落ちている感じ。
塾では以前にもブログに書いたとおりで、今月あたまに電話が故障。
土曜日の雷でコピー機が故障。コピー機は今日の午後には修理に来てもらって復旧。よかったよ、電話の故障みたいに長引かなくて。
まったく今年の雷にはまいってしまう。
しかたがないので昨日からは、電話は携帯に転送して、電源を落としている。
また、コンセントが抜ける器具は抜いておくことにした。
やれやれ。
- ワイパーきかない夜のハリケーン
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2010.07.25 Sunday本日は夏期講習ターム4初日。
ターム4、5は人気タームのようで、2クラスで実施。
僕は両方のクラスを行ったり来たり・・・。
4時間が嵐のように過ぎ去っていった。
でも、本当の嵐はそのあとだった!
(私事ですいません)講習終了後、久しぶりに少し時間ができたので、
ちょっと遠くまで買い物に出かけたのだが、
途中でものすごい雨&雷&風の大嵐に直面!
雷はバリバリ近くに落ちまくるし、
超大粒の雨は風にあおられてものすごいことになっているし、
何よりめちゃくちゃ風がすごくて、車が揺れるほど。
街路樹の枝は風にひきちぎられて路上に散乱してるし、
たてつけの悪い看板は宙を舞って前の車に激突してるし
まじめに命の危険を感じたよ・・・。
文字通り、「ワイパーきかない夜のハリケーン」(by中村あゆみ)。
まわりの車も次々に道沿いの店に避難しているので、
僕も近くの大型電気店の屋根付き駐車場に避難。
本当にひどい嵐だった。
深谷はそのころどうだったんだろう?
- 基礎にこそ差がでる
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2010.07.24 Saturday本日中1。午後は夏期講習(中1・2)ターム3。
中1英語はprogram4の単語テストを実施して、本文解説に入る。
3限のBクラスではそうでもなかったが、2限のAクラスでは、生徒間の差がはっきりと出てしまった。
普段から集中して授業を受けているかという差だ。
私の英語の授業では、中1の最初から文法解説と教科書本文の解説では主語と動詞をきっちり確認して授業を進めている。
ところが、中1の最初の英文は簡単なので、主語だ動詞だと細かいことを言わなくても意味がわかるわけだ。
主語と動詞の組み合わせも同じようなパターンが多いということもある。
そのため、わかっているつもりで、基礎をしっかりさせることをばかにしてしまう生徒が出てくるのだ。
そんなふうにして、中1の英語では、今まで英語ができると自分では思っている生徒の中でも、この時期くらいから差が出てしまうことになる。
英語、特に中1の英語のレベルなら、難しい文法事項はほとんど出てこない。
それでもばかにせずにしっかり集中して授業を受けているかは大事なことなのだ。
どんな英文でも、簡単なことをいつでも正確に再現できる、適用できるかが中1レベルの英語の力なのだ。
だいたい意味がわかるからいい、問題を解いたらまるになることが多いという話では通用しない。
中1の英語はこれから英語を勉強していくうえでの基礎だ。いつでも正確に使えるようではないと、進歩はない。
基礎は簡単だから基礎なのではない。
結局、レベルの差は、基礎にこそあらわれる。
- 模試の予備日
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2010.07.23 Friday本日小6、中3。午後は、中1・2の夏期講習ターム3に今日から入った。
入ったといっても、中1・2の夏期講習は2日間で1タームという日程。
一日に50分を4ラウンドの勉強時間。1ターム(2日間)で1テーマを8時間勉強することになる。
一見すくなそうだが、1ターム1テーマなので、けっこうな勉強量だ。もりもり勉強してほしい。
中3英語はprogram4の本文を解説し終えた。次回は単語テストを実施して、After Readingをやってこの単元を終わりにしたい。
さてさて、次の塾の統一模試は8月1日を予定している。
ところが、高校見学やら、吹奏楽のコンクール前の練習やら、なんやらかんやらで、この8月1日に受験する生徒が3分の2弱の人数になりそう。
うーん、参った。
日程は4月の終わりか5月くらいに組んでいたのもあるんだけど、ちょっと失敗したかなあ。
吹奏楽のコンクールはある程度予想していて、織り込み済みで組んだんだけど、高校見学はなあ、予想できなかった…。
これに家族旅行や、クラブチームの合宿の日程も…。
予備の日程を組むしかない。
予備の日程で受ける人数がちょっと多いな。
日程をもう一度確認して、2、3日中には決めよう。
- カンニングによる退塾
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2010.07.22 Thursday本日小5、中2。
中2英語の授業では、program5の単語テストを実施した。
Bクラスの授業でカンニングをした生徒がいた。
小さな紙切れに、小さい字で解答を書き込んでいた。
クリアファイルのすみっこにはさんで、腕で隠し、ちらちら見ていたのだ。
目の動きが怪しいので近づくと、ペンがが止まり、腕がクリアファイルを完全に隠す。
その時点でカンニングをやめておけばよかったのだ。
実は今までもカンニングをしようとした生徒は何人かいた。
そういうのはすぐにわかるから、開始早々その生徒のそばに立つ。
ほぼ間違いなくその時点でカンニングをやめ、その後もしないようになるものだ。
今日の生徒は私がそばに立ってもやめなかった。
もう癖がついてしまっているのだろう。今日が初めてだと本人はいっていたが。
私はあきらめて、クリアファイルを取り上げ、カンニングペーパーを取り出した。
生徒の自宅に電話をかけて、お家の方に事情を話し、今日限りでの退塾とした。
残念だ。
1年生の終わり頃から少しずつ成績が上がってきたところだった。
ほかの先生方も、よくがんばっていると彼のことを話していた。
しかし、今日のカンニングでジ・エンド。
岡島学習塾では、カンニングは退塾に値する行為としている。
残念だ。
誰もがいつでも100パーセント正しい行動をとるわけではない。
私だって、いつでも正しいことばかりをする人間ではない。
清く生きる人も時には泥水で身体を洗うこともあるのもわかっている。
それでも、だ。
カンニングは退塾とするというルールでやっている。実際にこのルールでやめることになったのは初めてだけど。
ルールはルールだと杓子定規にやるつもりもないのだが、きちんと線を引いて物事に当たらなければならないときもある。
今日はそういう日だった。
ほんとうに残念だ。