- 書きかけて消した
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2010.09.30 Thursday本日小5、中2。
中2英語はprogram7の文法解説に入る。まずは動名詞だ。
基本的なことを今日説明したので、次回は問題演習を通して説明を付け加えていく。
先日の記事にもしたが、ここ1、2か月くらいずっと塾を辞めると言い続けていた生徒もどうやらほんとうに退塾するつもりらしい。
しかし今日の態度はひどかったようだ。
「ようだ」というのは私は別のバスを運転していてすでに塾を出発したあとだったからだ。
塾を辞めるからといってもあまりにもひどい。
ここで書こうと思って書き始めたが、ちょっと感情的になりそうなので消した。
今、そしてこれから私たちにできることは、この岡島学習塾をもっとしっかりした良い塾にしていくことしかない。
今通ってくれている、まじめに勉強する生徒たちとともに生きる。
もっともっと自分自身を鍛える。
自分自身を。
- そこで差が出るんじゃないかな
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2010.09.29 Wednesday本日小6、中1。
中1英語は三単現のSの否定文と疑問文。練習問題をたっぷりと。
Sがつかないもの、be動詞のもの、複数のSが関係ないところにまぎれ込んでいるものなどもミックスしながら進めていった。
前回、基礎の部分をしっかりとしようという話をしたせいでもあるのか、きちんと主語・動詞を確認しながら取り組んでくれた。
大きなミスもほとんどゼロに近く、スムーズにこなすことができた。
次回はprogram6の単語テストを実施したあと、本文解説に入る予定。
さて、現在、藤沢中・岡部中・南中がテスト対策期間。
テスト対策プリントを宿題形式でやっている。
問題を解いてまる付けまで自分でやってくる。英語はさらに間違えたところやわからなかったところを復習・練習してくる課題までついている。
同じ課題をこなして、差が出てくるのはどこか。
英語で言えばやはり復習・練習をきちんとやっているかどうかにつきる。
復習・練習と言いながら一回だけ書き出しただけのものと、数回書いて練習したあとに、もう一度問題を書き抜いて、できるまで解き直してあるのとでは、差は出てくるのは当たり前だ。
テスト対策の最初の段階で、「復習・練習のしかたは各自にまかせる。でも、その問題が本番のテストに出てきたときに間違えずにすむように各自が工夫してやってくること。練習を重ねるのもいい、まとめ直しでもいい、解き直しでもいい、自分がその問題をしっかり解けるようになるように復習してくること。」と生徒には伝えてある。
復習のしかたまで全部こちらで指示をしてしまうことはない。
最初は拙くても、自分で考えて勉強できるようになってほしいのだ。
だから、もし、このブログを読んでいらっしゃる保護者の方は、お子さんたちに聞いてほしい。
「宿題やった?」ではなくて、「ちゃんと復習はしたの?」と。
そして時間があれば、その復習した用紙をみてあげてほしい。
ていねいに、次に間違えないように、そんな意識で復習・練習がやってあるかどうか。
結局、そこで差が生まれてくるのだ。
- 居残りにもいいことはある
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2010.09.28 Tuesday本日小5、中3。
中3英語はprogram6の本文解説の続き。
以前にも書いたかもしれないが、中3の本文解説は意識的に進むスピードを落とし、音読の回数も増やすようにしている。
教科書の英文をしっかり勉強することで、受験対策につなげていきたいのだ。
教科書をやったって受験の対策にはならないという言い方はしたくない。
とことん教科書を勉強して、音読しまくって、それで足りないところは教科書以外の教材に頼るようにしたい。
で、今日は前回の単語テストの不合格で居残りがひとり。
しかもその生徒は、先日の2者面談で不定詞のところがわからないというので、居残りついでに説明をした。
飲み込みが早いこともあり、最初はミスしながらだったが、最後はほとんど間違いなくできるようになった。
居残りして良いほうに出たって感じか。
帰り際にはこれから授業のない日も自習に来たいとも言っていた。
よいよい。
自分が勉強するべきことに自分で意識を向けることができるのはいいこと。
単語テストが合格ならオチがつかなかったんだけどなあ。
- 退塾する生徒だっているさ
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2010.09.27 Monday本日小6、中2。
中2英語はprogram7に今日から入って、まずは単語チェック。
次回からまた文法解説に入る。
今日は退塾の連絡が2件あった。
小学生で1件、中学生で1件。
うちの塾はそれほど生徒の出入りが多いわけではないので、1日2件も退塾の連絡があるのはかなり珍しい。
先代の塾長(私の父)が亡くなったあとのごたごたしたトラブルの時以来ではないだろうか。
それでも年間で4〜5人くらいは退塾する。
この人数が多いかどうかは私には判断つきかねる。
退塾そのものを防ごうとは考えているわけではない。
去る者は追わず、だ。
小学生の退塾はちょっとしかたがない理由。しばらく前に送迎が無理な地域に引っ越していて、通うのがきつくなっていたので、多少覚悟していた。
中学生の退塾は正直言って、やめなければならないと感じていた生徒。
中1の終わり頃から、やる気が全く見えなくなっていた。
いつかはやめるだろうし、うちの塾にこれ以上いても逆にその生徒のためにならないと感じていた。
最近は、送迎のバスの中でも「やめる」と言い続けていたとのこと。
そういう生徒が教室の中にいるとやはり授業の雰囲気がくもる。何とも言いようがないよどみが教室に出てきてしまう。
塾と生徒のミスマッチは必ずある。
特にうちの塾のように生徒自身が勉強をしっかりしなければならない塾ならなおさらのこと。
退塾者が全くいないってことも考えがたいのだ。
さて、実はこの中2、陰で「やめる」と言っている生徒があとひとりふたり…。
塾の雰囲気をきちっと勉強に向かわせるには、やる気のないものは去るべしなんだけどなあ。
うーん。
After all , tomorrow is another day . ってか…。
- 満点が増えてきた
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2010.09.26 Sunday本日中3受験講座。
国語の作文については本庄先生から生徒たちに話をしてもらった。
毎回取り組む作文。岡島学習塾の生徒にとっては入試における強みになるポイントだ。
今年の中3はその強みを自ら消してしまっている。
埼玉県公立入試の採点基準に従って採点しているので、適当にただ作文を書かせているのとは違うのだ。
さらに全員の作文を添削までしていて、コメントが入れられる限りは書き入れている。
きちんと取り組むべきであるという話を本庄先生にしてもらったのだ。
そのあと本庄先生の担当の数学。
そして最後に英語。
英語はいつもどおり単語チェック。満点を取る生徒が増えてきた。いいことなんだけど、まだ標準編にたどり着いた生徒がいない。
入試のことを考えると、もう少しペースが上がってきてほしいところ。
毎日の勉強の中で反復して暗記していかないと基礎編とはいえ満点はきついのだ。
とにかくがんばってやっていくしかない。
- 基礎をおろそかにしない
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2010.09.25 Saturday本日中1。午後は中3理社講座。
岡部中の1年生は体育祭だったにもかかわらず、ほとんどの生徒が出席。よく頑張った。
中1英語はprogram6の文法解説。三単現のSの否定文と疑問文の導入だ。
ここも生徒たちはがんばって取り組むことができた。
次回は練習問題たっぷりで理解を深めていく。
がんばって取り組むことができたとは書いたものの、どうしても言わねばならないことが出てきたので、生徒たちにはその話をした。
それは、基礎をばかにしないということだ。
肯定文から否定文・疑問文を作っていく勉強は、中1のこの時期であればそれなりの量をやっている。
そうすると、確認するべきことを端折って問題を解いてしまう生徒が出てきてしまう。
たとえば今日は三単現のSがついている英文の勉強だから、すべて同じパターンでできてしまう。
ところがbe動詞と一般動詞が混ざっていたり、三単現のSがつかないものが混ざっていたりした場合にミスが起きやすい。
確認するべきことをていねいに確認していくことでミスをすることがほとんどなくなるように、私は自分の授業を組み立てている。
基礎の部分をしっかりさせていきたいのだ。
簡単だから基礎と考えることはしない。いつでもきちんとさせていかなければならない土台の部分を基礎と考えている。
だから、基礎をおろそかにすると、易しい問題も解けないし、難しい問題を解く手がかりも見えてこない。
答えだけ合っていればいいという態度では、たどり着けない場所に、基礎をしっかりさせることで生徒がたどり着くことができるようにしたいのだ。
生徒をわかったつもりにさせて、途中で崖から突き落とすようなことはしたくない。
だからこそ岡島学習塾の厳しさは意味を持つ。
そしてもう一点、教える側から考えるとき、何が基礎なのかが、教えるべき全体像からとらえられていなければ、生徒の力を伸ばすことはできない。
教える側の独りよがりは、生徒にとっては毒にも薬にもならないのだ。
- 勉強すれば直る!
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2010.09.24 Friday本日小6、中3。
中3英語はprogram6の単語テストを実施してから本文解説に入った。
あと数回本文解説がつづく。
で、今日は最後の休憩時間に、ひとりの生徒が、「先生、気持ちが悪くて頭が重い感じがするんですけど」と言いに来た。
これは風邪でもひいていて、熱でも出したかと思って聞いてみると、そういうことでもないらしい。
うちの塾の場合、こういう時の選択肢は3つ。
・家に電話して迎えに来てもらう=早退する
・事務室で一時休憩する
・そのまま授業に参加する
この生徒は授業に参加することにした。最後までしっかり授業を受けてがんばった。
おそらく原因は、教室内の熱気だろう。
春や秋は教室内の温度調節が難しい。授業をやっているうちに教室の温度はどんどん上がる。
夏や冬ならエアコンに頼っているから、楽といえば楽だ。
今くらいの気候だと、窓の開け閉め、換気扇を付けたり消したり、生徒の様子を見て調節していかなければならない。
生徒たちが勉強に集中できないようでは困るからね。
授業だけしていて生徒の様子に気付かないようでは情けないもの。
それにしても、今日のようなケースの場合、昔は、「勉強すれば直る!」って言えばすんだんだけどなあ。
で、「先生!勉強してたらホントに直った!」なんて生徒もいたりして。
いや、勉強しても直らなそうな時はきちんとと対応したんだけどね、もちろん。
- これはすごいよ
- 間違いをおそれないで
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2010.09.22 Wednesday本日小6、中1。
中1英語は三単現のSにどっぷりつかっているところ。
前回は解説メインで、今日はもりもりと問題演習の日。
25分間で約40題を解ききった。
いつもどおりくだらないだじゃれをまじえつつ、生徒たちはよく頑張った。
生徒が問題を解いているときは、基本的には生徒の様子をぐるぐる歩いてみてまわる。
そのときに生徒の間違いに気付くことは当然よくあることだ。
いつもすぐに声をかけて間違いを指摘するかというと、そうでもないのだ。
半々、いや、声をかけないことが多いかもしれない。
あとで解答を説明するときに、生徒が自分できちんと直せるようなら声はかけない。
きちんと、ということは、どうして間違えたかを生徒本人が意識して直しているかということだ。
ああ、まちがえた、正解を書き写しておこう、ってなかんじで何にも意識しないだろうなと思われる場合は、見てまわっているその場ですぐ指摘する。
そのような視点から、同じ生徒でもすぐに指摘する場合としない場合がある。
そのさじ加減はなかなか微妙ではある。微妙ではあるがはっきりもしている。
結局は、生徒をよくみること。これにつきる。
よくみているつもりで自分の先入観で生徒に接している教師のいかに多いことか。
常に自分に問いかけて、生徒をよくみていなければならない。
それにしても、間違いをおそれ、ペンが止まる生徒、答えを隠してしまう生徒、やっぱりまだいる。
間違いをおそれずにチャレンジすること。何でもまるがついているのが美しいわけではないのだ。
今までの学校生活の中でしみこんでしまった習慣なのかもしれない。
いつも教師に間違っているかどうかを試されている感じがしてしまうこともあるのだろう。
間違うたびに教師からの、友人からの自分に対する評価が下がってしまう感覚、そういったものへのおそれもあるのかもしれない。
もちろん本番のテストではできる限りミスが少なくなるようにするべきだ。
しかし普段の勉強では、間違いをおそれていては何の進歩もない。
生徒はだれかに試される存在ではない。
転んだからこそ見えてくるものもある。
生徒は間違いながら、それを乗り越えていくことで成長していくのだ。
- その日までに
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2010.09.21 Tuesday本日小5、中3。
中3英語はprogram6の文法解説が終了。
次回は単語テストを実施してから、program6の本文解説に入る予定。
program6の文法に入ってから感じるのは、生徒たちの日本語の力の不足と、英語の語彙力不足だ。
文法解説のプリントは、いつも言っているとおり自作なのだが、未習の単語は基本的に使わずに作ってある。(教科書が変わるといつも大変なことになる。)
既習の単語の中でもできる限りシンプル、あるいは重要な単語を使って例文や問題を作り、文法の理解をメインに押し出してプリントを作っている。
ところが、ここに来て、中3生たちの語彙力不足が目立ってきている。
いや、もともとそういう傾向はあった。
つまりは、この夏を越えて、覚えている単語の量が増えていないということなのだ。
日曜講座で続けている単語・熟語のチェックも夏を越えてぐんとレベルが上がってきた生徒は少ないのが現状。
そろそろ本腰を入れてやっていかないと間に合わなくなってくる。
危機感がどうとか、切羽詰まってとか、そんな話ではない。
やるべきことをきちんとやっていってどこまで自分の力を伸ばせるかということ。
やがて立ち向かう高校入試に向けて力を伸ばしていくのだ。
そのタイムリミットまでに間に合わせなければならない。
どんな理想論を掲げても、高校受験のその日は、現実としてやってくるのだ。