- ほめるというよりも
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2013.07.28 Sunday本日の夏期講習は午後に中1・2のターム4、夜にターム5。まあeトレ三昧の一日ということだ。eトレを導入するときに、教材会社の方に言われたことは、「とにかくほめてください」ということだった。「ほめるところがなければ、字のきれいさでもいいんです」とも言っていた。私はものすごく違和感を感じた。私も生徒をほめるようにしているが、むしろ「ほめる」というよりも「認める」というほうがいいだろう。字のきれいさをほめて喜ぶ生徒もいるだろうが、見かけだけをほめていても生徒は簡単に見抜く。例えば、字を雑に書いていた生徒が、指摘を受けて字をきれいに書くようになったら字のきれいさをほめるべきだ。でも先ほどの「ほめるところがなければ、字のきれいさでもいいんです。」という言葉には、生徒の成長を認めてあげるという気持ちが全く見えない、実のところ生徒を馬鹿にした発言にしか思えないのだ。もしもプリントが不合格だったして、出来なかったことは生徒自身がわかっている。そこをごまかしてほめるようなことがあれば、生徒は見透かすだろう。出来ないときには出来ないところをきちんと指摘し、つぎに出来るように声をかける。出来ないところが出来るようになったらほめる。そういう中で教室が落ち込んだ雰囲気にならないようにしていくのが講師のつとめだ。出来ることも出来ないことも、きちんと受け入れていく。生徒も、講師自身も。上っ面のことばでごまかすことなく、誠実に生徒と向き合っていく。それこそがいい教室を作り上げていく。
- 方程式をときすすめる
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2013.07.27 Saturday本日の平常授業は中1、高校生。夏期講習は中1・2のターム4。中1英語はprogram5の単語テストを実施した後に本文解説に入った。次回は続きで。中1数学は方程式の練習問題をやや多めに。解き方をしっかりさせるためには、ある程度問題量を増やしていくことも必要だ。頭でわかっている気になっても、実際に手を動かすとうまくいかないこともある。間違えたところの解き直しも含めて解きすすめた。次回は進んでしまうか、またはもっと練習問題をこなすか、考えておこう。この後の授業計画も踏まえて決めたい。私の授業では、こうした問題演習の時は自分で解いて自分で丸付けをして、というふうに進めていく。私は教室内を歩き回りながら質問に個別に対応していく。いつもなら質問が出るまではできる限りこちらから声をかけないようにしている。ただ、今やっているところは悪い癖がつかないうちに早めに対処したいのでこちらからの声かけを増やした。気になるのは、完全にノートを私に見えないようにしてしまっている生徒がいたことだ。そうなるとなかなか手出しができない。強引にノートを見ることもできるが、今日はそのタイミングを逸してしまった。なかなかに難しい。
- 小学生は塾の自販機は禁止に
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2013.07.26 Friday本日の平常授業は小6、中3、中2理社オプション。夏期講習は中1・2のターム4。小6は比の単元の最後の段階に入ってきた。あともう少しで終わる。中3英語はprogram4の After Reading。たっぷり本文を音読してから取り組んだ。次回はprogram5に入る予定。中3数学は2次方程式の問題演習。同じ問題をいくつかの解法で解いた。そして時間が5分ほど残ったので、今日の問題と関係がある「解と係数の関係」も軽く教えておいた。本来は高校生でやるのだが、それほど複雑ではないし、生徒自身がこれに近い考え方で解いていたので教えることにした。たまにはこういうのもいいだろう。(←最近多いフレーズかも)小学生は塾の自販機を使用するのを禁止にした。最初は小学生は自販機に興味津々だったし、頻繁に買うわけでもないだろうと思って許可を出した。ところがこちらも考えが甘かったようだ。毎回のように買いに行く生徒もいるし、短い休み時間でもぱっと買いに出てしまう。自販機は高等部の自習室のほうに設置してあるので、小学生の教室とは離れている。いちいち買いに出ていると授業時間も奪われてしまう。夕飯前なので、大切な食事に影響があるだろうから、そこも気になる点だ。そして、金銭の貸し借りを生徒間でするようなケースも出ていたようなので、トラブルや大事にならないうちにストップをかけるという意図もある。もともと中学生や高校生が塾で長時間勉強するときのために設置した経緯もある。小学生の生徒たちにとってはつまらないのだろうが、上記のように考えて、小学生は自販機の使用は原則として禁止とすることにした。
- 中3生もぱらぱらと
- 歩幅は小さかったり大きかったり
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2013.07.24 Wednesday本日の平常授業、小6、中1、中3理社オプション。夏期講習は中1・2のターム3。中1英語はprogram5の文法解説が終了。次回は単語テストを実施してから本文解説へ。中1数学は方程式の解法をじっくり。前回の復習から始めて、少しずつステップアップ。題数を多めにして基本的な解法を習得していく。その後、授業の終盤であえてステップを大きくして生徒たちを乗り越えさせる。等式の性質を利用するところから移項を利用した解き方まで一気に終わらせた。物事をマスターするにはスモールステップがよいとされる。確かにスモールステップは有効なことが多いが、すべてスモールなままだと生徒たち自身がうーんうーんとよく考えて答えを出す必要がなくなってしまうこともある。だからあえて歩幅を大きくして、生徒が考える余地を多めにしてあげることも時には必要なのだ。今日はそういう日だった。次回も続きで問題を解く。中3と中2の北辰テストの結果が返ってきた。慌ただしい時間に届いたのでじっくり見ていないがなかなかの結果となった。中3は平均偏差値が5科で55.9。この時期としてはまずまず。中2は平均偏差値が5科で59.2。これはいいほうに予想外の結果だ。特に英語の平均偏差値は61.6とここ数年で初めて60を越えた。数学も58.9。両学年に共通の傾向として、数学はこの3月から入った生徒たちが結果を押し上げた感じ。英語は逆に元からいた生徒たちが結果を押し上げている。いずれにしてもこの時期としてはいい結果だし、北辰テストの対策を全くせずに普段からの勉強の取り組みでこの結果を出したことに価値がある。個人的な感想を率直に言うと、英語に強い塾として、2年生の結果に実はほっとしている。その一方、2年も3年も、ここがベースとなるということでもあり、ここからのチャレンジに身が引き締まる思いもしている。さあ、明日もがんばる!
- 「他人に厳しく自分に甘く」
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2013.07.23 Tuesday本日の平常授業は小5、中3、中1理社オプション。夏期講習は中1・2のターム3。夏期講習の時間帯は、このターム3では午後1時30分から4時05分とし、3日間となっている。これは今年度からの試みだ。中1・2生は部活が午前中だけのときも、午後1時スタートでは遅刻が多かった。そこで午後1時30分スタートとしてみた。さらに、30分遅れのスタートとなると、その後の小学生の平常授業に影響が出るので、終わりの時間も早くして、そのかわり3日間にするという形にした。今年度は表に現れる面でも現れない面でも柔軟に運営できている。生徒たちの表情も明るくなってきたと思う。中3英語はprogram4の本文解説が終了。中3数学は2次方程式の解法のまとめ。それぞれ次回はつぎの単元に進む。今日から中3生は新入塾が2人。これでこの学年はほぼ満席となった。人数も小6から中1の切り換えの時が2人(この2人は中1の初期に退塾した)だったから、約10倍に増えた。中1の時は人数も集まらず、やめる生徒も多く、どうなることかと思っていた。いつの間にか岡島学習塾の生徒らしい生徒、つまり、まじめに勉強にとりくむ生徒がそろってくれた。ほんとうにありがたいことだ。私自身も精進あるのみ。私のモットーは「他人に厳しく自分に甘く」。その意味するところは、「他人に厳しく要求するなら、自分に対してはそれ以上に厳しくなければならない。そして、その厳しさが自分を滅ぼすことのないように自分に対しての甘さは残しておく」ということだ。夏期講習も本格化してくる。私自身も努力していい夏にしたい。誰に気兼ねなく努力できる環境にいる自分を幸せに思う。
- 夏期講習から日曜講座
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2013.07.21 Sunday本日夏期講習は中1・2のターム2。夜は中3の日曜講座。日曜講座の1学期分は今日で終了。8月いっぱいは休止で9月に再開。8月中は夏期講習で鍛える。今日は午前中から来客などもあり、ほんとうに忙しかった。もう選挙も行けないかとも思った。夕飯を食べた後にちょっと時間が空いたのであわてて投票してきた。これね、投票しないとかなり後ろめたい気持ちになるんだよね。だって、中3に公民で選挙のことを教えるわけだからね。一度軽い気持ちで選挙に行かなかったことがあって、このことを実感した。それ以来、よほどのことがない限り投票は欠かさずしている。今は期日前投票も簡単にできるようなので、そちらも一度体験してみたいとも思っているのだが。まあ何はともあれ一日が終了。また明日。ふう。
- いきなり授業したがるとは…
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2013.07.20 Saturday本日の平常授業は中1、高校生。夏期講習は中1・2のターム2。中1英語はprogram5の文法解説。次回もさらに続く。中1数学は方程式に入った。今日は等式の性質を使った考え方について。次回も続きで進めていく。で、無事に授業が終わったと思ったら、ある生徒が「先生!ちょっといいですか!」と前に出てくる。むっ、何事!と思ったら、ペンを持って方程式の授業をし始める。むっ、私に対する挑戦状かっ!と思ったら「ガリレオがさあ…」と始まった。方程式の授業を受けていたら、映画に出てくる方程式を思い出したらしい。「これがこうなってこうなってこうなって…」と説明する生徒。私も含めてほかの生徒は笑ってみているのだが、話にまとまりがなく何だかよくわからん。まあ、結局、事件の原因を x として方程式がたてられているので、何だかよくわからんが、その方程式を解けば事件の原因が判明すると言いたかったらしい。…。おもしろかったが時間をオーバー。しかも授業が終わって外に出て走り回って私に怒られるオチまでついて…。まだまだだなっ!
- 学校は夏休み、塾は夏期講習!
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2013.07.19 Friday本日小6、中3、中2理社オプション。小6算数は比の応用問題に入った。問題がなにを聞いているのか、それにあわせて最終的に答えを出す。また、簡単な表に整理してみることでどういう式になるかがすっきりとわかってくる。このあたりの考え方がしっかりしてくるといいのだが。次回は続きで。中3英語はprogram4の本文解説の続き。次回単語テストを実施して、残りを解説して終了としたい。中3数学は2次方程式を因数分解を利用して解くのがテーマ。ここはミスもほとんどなくよく出来ていた。それより宿題の解の公式で解く問題にミスがあったのが気になるところ。夏期講習も含めた中で、早めに計算力をつけたい。明日からは夏期講習が再開。学校も夏休みに入るので、夏期講習も本格的になってくる。中3生には塾の利用時間(自習など)を伝えた。いよいよ始まるという気分が高まってくる。がんばろう。
- 中2にも受験の話
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2013.07.18 Thursday本日小5、中2、高校生。小5算数は公倍数の応用問題。問題をよく読まずに答えだけだそうとするとうまくいかない。数字だけ見て答えを出そうとするとうまくいかない。問題をよく読み、なにを聞かれているかを考えて解きすすめることが必要だ。そういう点では物足りない。まだまだだ。中2英語は単語テストを実施したあと、program5の本文解説。次回は続きで。中2数学は今日から一次関数に入った。もう少しペースを上げていきたいが、飛ばしすぎてもうまくいかないだろう。こちらも次回は続きで。そしてその後は国語の時間を入試の説明の時間に変更。調査書の書式の実物を見せつつ、高校入試の説明をした。公立と私立の違いや、単願や併願の違いからスタートして、調査書の点数ってのは各高校によって違うという話など、深くはないが全般的な話をした。生徒たちは初めて聞く話も多かったはずだ。また、噂で今まで聞いていたことがあまり確かではないということにも気づいただろう。中2生向けには今まで時間をとって話すことはしなかったのだが、生徒たちのリクエストもあって時間をとった。生徒たちの反応を見ても、これから毎年恒例の時間としてもいいのかもしれない。ちょっと考えておこう。