- 北辰8回が終了
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2016.01.31 Sunday今日は中3生が北辰8回を受験のため、自習組も午後3時集合、勉強開始とした。
北辰はこれが最終回。
ここから入試までは会場模試はない。
つまり、ここからどれだけ上乗せがあるか、鍛えていくことができるか、そこに尽きる。
だからといって的外れな詰め込みをしても意味がない。
入試の問題が難しいからといって、難しい問題だけ対策をとっても力がつかないし、何より得点に反映しづらい。
もちろん簡単な問題だけやっても伸びしろは少なくなる。
闇雲に勉強してもただ時間が過ぎていくだけだ。
どうしても生徒たちは近視眼的になってしまい、本来何に取り組んでいくべきかが見えなくなっていくことがよくある。
だからこそ指導する人間が情熱を持って接し、かつ冷静に進捗を見守り、後押しをしなければならない。
経験を積んでも、毎年相手にする生徒は違う。
逆に経験を積んでいなければ、その違いにすら気付かずティピカルな対応をとってしまいがちだ。
常に生徒を見る。
目の前にいる生徒を見て、知恵を絞って判断していくしかない。
緊張感が高まる時期に入ってくる。
- 今年も同じ話を
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2016.01.30 Saturday本日中1、高校生。
中1数学は球の体積と表面積について。空間図形のラスト。
ここは単純に公式に当てはめてしまえば答えが出ることは出るが、その先が問題だ。
ちょっとひねったところまで扱うと、図をよく見て考えるかどうかの差が出る。
公式に当てはめて計算するだけの生徒と、図を見て考えてから公式をどう使うか判断して解く生徒の差ということでもある。
図形は平面図形でも空間図形でも原則としては自分で図を書いて解いた方がいい。
テストの時などは印刷されたものに書き込むことになるが、普段は自分の手でさっと書けるようになることが図形の感覚を鍛えていくことになる。
その点から言うと今年の中1は図を書かずに片付けようとする生徒が多い。
これから定期テスト対策に入るが、自分で図を書きながら解きすすめていくことが必要になる。
今日英語の授業を行わなかったのは、来年度の話をしていたからだ。
提出してほしい書類と、来年度のしおりの配布。
毎年この時期には恒例で、必ず塾のしおりを1ページずつ読んで話すことにしている。
塾のしおりに書いてあることはウェブサイトとほぼ同じだ。
けれども案外目を通していない人も多いので、授業の時間を割いて時間をとっている。
岡島学習塾が開かれてから30年以上、私が引き継いでから15年ほど経つが、その歴史の中で大事にしてきたもの、大事にしていくことをきちんと生徒たちに伝えておきたいのだ。
こうして伝わるものが伝統となり、人の縁がつながり、そのつながりの中で生徒たちが育っていく。
派手な宣伝はしないし、ポイント制度や景品などであおることもない、本当に地味な塾ではある。
だが、大事なものを伝え、伝わり、子供たちが成長していく場として、この塾以上のものはこの地域にはないと自負している。
- あしたもゆきかよ
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2016.01.29 Friday本日小6、中3、中2理社オプション。
中3は英語の日。
長文問題を解くときに、ぱっと時計を見てからスタートしている生徒が多くなってきた。
時間に対する意識、スピードに対する意識が高まってきている。
普段からトレーニングしていないとスピードは上がらないものだ。
時間的な負荷をかければいいというわけではない。
ただ制限時間を短くするだけでは、時間内に終わりませんでした、の繰り返しになってしまう。
本番の入試問題でどのくらいの分量の英文にどのくらいの時間をかければいいかを算出して、その時間を普段の問題演習に組み込んでいくのだ。
精神論でたたみかけて生徒に負荷をかけるやり方は絶対にしない。
何が必要で何をするべきかを私も生徒も考え抜く。
と、かっこよく(?)決めたところで、外を見ると…。
あああ…
雪かよ…。
毎週末ごとに気をもむのはいやだよ…。
中3の自習については、各ご家庭の判断で塾に来るか決めてください。送迎については決してご無理をなさらないでください。
平常授業についてはまた別の判断で、夕方5時くらいまでに最終判断します。
よろしくお願いします。
- 不規則動詞も学び始める
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2016.01.27 Wednesday本日小6、中1。
中1英語は単語テストを実施してからprogram11に入った。最後の単元だ。
まずは単語チェックから。
ここは不規則変化の動詞が初めて出てくるところとなる。
例えば、see-sawのように書いたり読んだりして覚えることもきっちり指導しておくことも大切だ。
こういうことは案外軽視されていて、指導者としてはこのくらい知っているだろう、わかっているはず、という感覚で流してしまうことがよくある。
かくして、過去形の動詞の書き方、覚え方を知らずに英語を勉強し続ける中学生ができあがる。途中入塾してくる塾生で、きちんとできている生徒は思いのほか少ない。
岡島学習塾での英語の授業に単語を学習する時間をわざわざとっているのは、こうした英語を学ぶときのイロハのイを指導していくことを重視しているからだ。
一見難しいことを教えて満足している指導者というのは多いし、難しいことを教えることを生徒に対する負荷などと称し悦に入っている愚かな指導者もいるものだが、教えるべきことを教えずして何のための指導者か。
基礎を教えることで、生徒たちが難しい問題に立ち向かえる力をつけていくことの方が指導者にとってははるかに重要だ。
これこそ応用が利くということなのだから。
難しいことを教えて難しい問題が解けるようになっても、それは応用が利くようになったとは言えない。
岡島学習塾は基礎を重視する。
それは何もやさしいことだけ教えるという話ではない。
基礎を重視するから、物事の根本に立ち返る思考力と、未知の問題に立ち向かう思考力をともに養うことができるのだ。
- 健康第一!
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2016.01.26 Tuesday本日小5、中3、中1理社オプション。
中3数学はひたすら問題を解き続ける。私の役目はプリントを渡すプリントおじさんでしかない。
解答・解説を読みながら理解する力もついてきているので、質問も頻繁には出なくなってきた。
もっと質問してきてくれてもいいかなと思うが、逆に質問攻めでこちらに頼りきりになるのも今の時期の受験生としては良くないのかもしれない。
時間の最後には2つ、話をした。
ひとつは定期テストについて。
中3の3学期末は、勉強する必要のないテストだ。定期テスト向けの勉強をしなくても、それ以上に受験勉強を毎日続けているのだ。
今までのように定期テスト前だからといって慌てる必要は全くない。
中学校の先生方は生徒たちを脅すだろう。「今回のテストの結果(または「三学期の成績表」と言う先生もいる)は高校に送られるんだからな。ひどかったら大変だぞ」などと言うのだ。
ただの脅しだ。送られることはない。負けてはいけない。
そもそも、送られるからなんだというのだ。
毎日一生懸命勉強しているのだから、堂々としていればいい。
提出物だけちゃちゃっと仕上げておけば本来文句を言われる筋合いもない。
そしてもうひとつの話は、健康管理について。これがものすごく大事。
手洗い・うがいが基本。
そして食事と睡眠を規則正しくして、コンディションを整えていくことだ。
特に朝食。
朝ご飯を食べないと、コンディションが整いづらい。
出るものも出ないし。
健康も実力のうち。受験生にとっては、まずは健康がすべての土台となる。
- またもや
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2016.01.25 Monday本日小6英語、中2、高校生。
中2英語はprogram10の音読トレーニング。次回は基本文テストを実施してからprogram11に入る予定。
中2数学は宿題の解説をしてから確率の単元に入った。
英数ともに最後の単元となる。
今年は2月いっぱいで中2の内容を終わらせることをができそうだ。
中3自習組では今日も爆発。
勉強中に居眠りしている生徒に対してだ。
勉強時間を削り、睡眠時間を削り、で遊んでいるからやらなければいけない時に眠くなる。
この時期にゲームをして遊んでいる時点で不合格に一歩近づく。
ましてや友達が遊びに来ているようでは不合格への片道切符を手にしているようなものだ。
こんな時期に遊びに来るのは友達ではない。単なるドリームキラー、破壊者だ。
何が何でも親が止めなければいけない。
友達の家に遊びに行くのも、友達が遊びに来るのも、だ。
友達と一緒に勉強すると言っても認めてはいけない。
家で友達と一緒に真剣に勉強に打ち込むことができるはずがない。
こんなこと、今の時期に話すことではない。
情けない。
- 2日間勉強しまっくった、と思う
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2016.01.24 Sunday本日午後は中3の過去問演習会。
中3自習組はこの過去問演習会を挟み、午前9時集合で午後11時まで。夜には面談も行った。
こういう長時間の勉強は一方で批判され、一方で賞賛され、なかなか評価が難しい。
ただ、岡島学習塾として大事にしたいのは、勉強に打ち込む毎日がそこにあること。
勉強しろというかけ声だけで、実はゆるい塾なんてどこにでもある。
勉強しろと生徒たちに指示を出している以上、勉強に対する熱意が低いこの地域では、勉強する環境をこちらが提供しなければならない。
そのうえで言うのだが、何時間勉強したかということは結果を保証しない。
長時間勉強したから成績が上がるということはないのだ。
だから勉強時間は短くていいと言うつもりもない。
長い勉強時間を誇るような塾もあるようだが、その勉強時間はたいていうちの塾よりも短いことが多い。
今、この塾に通う生徒たちに必要な勉強量を毎日こなすことになれば、必然的に時間がかかるというだけなのだ。
勉強時間から逆算されるのではなく、必要な勉強量からどれくらい時間がかかるのかが考え出されなければならない。
闇雲に時間だけ引っ張らせるようなまねだけはしたくない。
この2日間で、生徒たちの表情は少しだけ引き締まった。
それだけ価値のある2日間を勉強して過ごしたと私は生徒たちを見て思う。
ここからどんどん学校の雰囲気は勉強から離れてだらけていく。
そんな中を切り向けて自らの目標へ向かう岡島学習塾の生徒たちをできる限りサポートしていくつもりだ。
- 過去問演習会開始
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2016.01.23 Saturday本日中1、高校生。
中1英語は前回の続きで問題演習。次回は単語テストを実施してからprogram11に入る予定。
中1数学は角錐や円錐の表面積について。
円錐の表面積を求めるところでは、おうぎ形のところで教えた内容を使って求めていくので、最近入塾したばかりの生徒にとってはちょっと苦しかったようだ。
力がある生徒なので、このあとうまくいくようにはなるだろう。
タイトルにもあるとおり、中3は今日から過去問演習会がスタート。
時間を計って問題を解いて、生徒は自己採点、実際の答案はこちらで採点という形式。
毎年最初の回は苦戦する。
今年もそう。
ここからきっちり仕上げて県立入試に向かう。
もちろん仕上げるのは生徒たち自身の仕事となる。
- さて明日から
- 明日が私立入試
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2016.01.21 Thursday本日小5、中2、高校生。
中2英語program10の本文解説が終了。次回は音読トレーニング。
中2数学は一次関数と図形の応用問題。3回シリーズのラスト。
次回は確率に入る予定。
中3自習組は私立入試前日ということで、9時10分終了。
ちょっと時間が中途半端なのは私の中2数学の授業が終わる時間に合わせたためだ。
授業を終えて急いで中3のところへ行って、恒例のコアラのマーチ(落ちない!)とキットカットを2つ(複数形できっとかつ)というベタベタなだじゃれを放ちながら中3自習組全員に渡した。
最後は一人一人と握手をして送り出す。これも毎年恒例。
明日の中3はオフ。
次に来るのは土曜日。
きっちり切りかえて午前9時集合で勉強を再開したい。