- 図を書いて繰り返す
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2016.09.30 Friday
本日小6、中3、中2理社オプション。
中3英語は配布物に時間をとられてしまったため、単語の音読までで時間切れ。
関係代名詞の解説をスタートしようと思って準備していたが、仕方がない。
次回から関係代名詞の解説に入ることにする。
中3数学は前回の続き。平行線と線分の比について。
解説はなしで、各自が問題を解きすすめていく。
繰り返し解く問題も多くなってくるが、流石にこの時期の中3生、図をさっとノートに書きながら問題を解く生徒がほとんどになってきた。
中にはいつまで経っても図を書かずに式だけがノートに並ぶ生徒もいるのだが、こうした生徒はやはり数学が苦手なケースが多い。
というよりも、自分ではできるつもりでいるが、実はかなりの実力不足になっているケースのほうが多い。
何度でも図を書いて繰り返して解いていくことで、図形を捉える感覚が良くなっていく。
基礎を固める段階で、基本問題を繰り返すときだから、図を書いていくことが重要になる。
しつこく言わなくても、図を書く生徒が増えてきているのはちょっとうれしい。
- 証明の下準備、かな
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2016.09.29 Thursday
本日小5、中2、高校生。
中2英語はprogram7の文法解説。目的語をふたつとる動詞について。
といっても、高校生にやるように動詞をこと細かに説明するよりは、中学生の場合、動詞の後ろの目的語の語順を徹底させていく。
この語順をあやふやにしてしまうと、目的語がひとつの文への書きかえ(いわゆる第4文型から第3文型)を何となくでこなしてしまうことになるからだ。
ここ数年、高校生も本格的に指導するようになってから、中学生の時点でも高校生になって困らないように解説するという視点が加わっている。
まあ、たいていの場合、中学生の時に教えていても、生徒は頭から抜けていることが多いのが残念なところだが。
で、次回は単語テストを実施してから本文解説に入る予定。
中2数学は、合同な図形について。
今日はまず、合同な図形の基本を確認して、その後三角形の合同条件へと進めた。
三角形の合同条件については、例年のように三角形が決定する条件から話を進めていった。
いつもの年ならば、あまり興味が乗らない感じで聞いている生徒が多いのだが、今年は逆。
失礼ながら予想外だった。
次回から図形の証明に入っていくが、今日の内容が証明の下準備にもなって、ちょっと楽しみになってきた。
さて、どうなるか。
- どんどんすすめる
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2016.09.28 Wednesday
本日小6、中1、中3理社オプション。
中1英語はprogram7の単語テストを実施してから本文解説へ。
今年の中1は、この時期になっても主語と動詞を捉えるのが下手だ。
主語と動詞を捉えることは、英語の理解の根幹だから、これが正確にできないのは痛い。
例年ならば、夏休みを越えるとほぼ正確に主語と動詞を捉えることができるようになっているので、成績もぐんぐん伸びていくし、英語の勉強自体を楽しめるようになる。
今年の中1はそこまでの感覚になっている生徒は少ないだろう。
ただ、学校も進むスピードが速くなっているので、立ち止まっているわけにも行かない。
授業を進めながら何とかしていくしかない。
中1数学は比例の単元に入った。
まずは関数とは何かについての基本的な説明から。
昨日の理社オプションの時に、学校でここをやったときに全くわからなかったという話を聞いていた。
ということは、すでに一部の学校に進度が抜かれているということだ。
まあ、今日の授業である程度までは理解が進んだようなのでひと安心ではある。
いつも言うように、学校と進む速さを競争しているわけではないが、とはいえ、あまりのんびりもしていられない。
実際に塾の年間の授業計画からは少し遅れている。
塾としてもどんどん先に進めざるを得ない。焦らずに行きたいとは思っているが。
- もう一度やっておいてよかった、の巻
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2016.09.26 Monday
本日小6英語、中2、高校生。
高校生のほうは、なんと自習に来た中3生のほうが人数が多かった。
秋になってきて、そういう日も出てくるようになる。
中2英語はprogram7の文法解説。補語をとる一般動詞について。
補語という言葉を頭に入れておくことがひとつのテーマで、英文自体はそれほど難しいわけではない。
補語や目的語がどういうものかがわかっていることは、いわゆる5文型の理解につながってくるので、あまり軽視せずじっくり説明していく。
次回は目的語を2つとる動詞について。
中2数学は角の2等分線を利用した角度の問題の解き方について。
ときどき苦戦するクラスがあるのだが、今年の中2はすっと理解して使いこなすことができたようだ。
まあ私が思いっきり引き算をミスして答を間違えてしまったのが何とも恥ずかしい。(いつものことだけど…)
まさに計算弱者(赤面)。
で、かなりスムーズにいったので残った時間で角度の問題をおさらい。
今年の中2はこっちで苦戦。
おさらいしておいて良かった。
公式が完全にぶっ飛んでいる生徒もいたくらいだから。
このクラスでこういうのも珍しいが、とにかく復習しておいて良かった。
今回の定期テスト範囲には入らないところなので、また次のテスト対策の頃に復習することになる。
何回も解き直すのは大事とはいえ、今日ほどおさらいしておいて良かったと思った日はないな。
- 苦戦している
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2016.09.25 Sunday
本日中3受験講座。
二学期に入り、数学はテストゼミ形式で進めている。
今回が2回目だ。
今日の問題は前回よりも難しいこともあって、ほとんどの生徒が苦戦していた。
こういうときに大事なのは、手数をかけて地道に数えたり、書き込んでいったりすることなのだが、今年の中3は、そのあたりの地道な作業をやりたがらない。
やりたがらないというよりも、どこから手をつけていいか迷っているような生徒もいるのだが、そういうときこそ地道な作業が突破口になる。
数学ができる生徒ほど、ひらめきよりも地道な作業を重視している。
今年はそうした数学ができる生徒がいないので、全体的にテスト中の手の動きが少ない。
計算ミスもまだ散見される。
これも普段からの計算練習が足りないことが原因のひとつだろう。
計算練習を地道に継続していくことは数学の点数アップの土台になる。
土台を築かずして城は築けない。
美しい天守閣も、地味で堅固な土台作りがあってこそ、だ。
- 今年度の第一号
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2016.09.24 Saturday
本日中1、高校生。
中1英語はprogram7の文法解説。次回はprogram7の単語テストを実施した後に本文解説に入る予定。
中1数学は方程式の文章題のラスト。
方程式の単元全体から見てもラスト。
わりと長い時間をかけてじっくりやってきたが、これにて方程式は終了。
学校にはもうすぐ追いつかれてしまうだろうが、この単元をそこまで急ピッチで片付けてしまうわけにはいかない。
次回からは比例の単元に入っていく。
高等部では、今年度の大学合格第一号が内定。
指定校推薦で校内選考が通ったとのことで、正式決定ではないが、まあ大丈夫だろう。
高1のときからこつこつ通い続けて、部活もがんばって続けてきた。
うちの塾の高等部は指定校推薦をメインにしていないので久しぶりだが、ひとまず良かった。
もうちょっと英語の勉強をがんばって続けて大学生になってほしい。
高等部も何だか受験にだいぶ強くなってきた。
うちの塾の場合は、高校の普段の授業というよりは大学入試をターゲットに指導している面が大きい。
とはいえ、何が何でも現役でとは考えておらず、あまり志望校を下げるようなこともないので、毎年浪人が出てもやむなし、と思いつつやっている面はある。
こちらのハードな指示のもと、ひたすら勉強し続ける生徒たち自身の努力の結果が出ているということだ。
大学受験生はまだ数人いるので、彼に引き続いてがんばってほしい。
- 計算の前に証明から
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2016.09.23 Friday
本日小6、中3、中2理社オプション。
中3数学は平行線と線分の比について。
問題を解けるようにするのはそれほど難しくはない単元ではある。
が、今日は証明だけ。
前回まで相似の証明をやってきたので、その相似の証明を利用して平行線と線分の比の定理を証明させてみた。
それほど難しい証明ではないので、すいすい進められる生徒も多かった。
これだけ証明が書けるようになってきたことに感心した。
こうやって基本的な考え方で証明できる定理は自分で証明するようにすると、高校生になっても数学の勉強のしかたがしっかりしてくる。(はずだ)
うちの塾の数学で大事にしているのはこういうところだ。
闇雲に難しい問題を解いたり、裏技と称してその場しか通用しないとき方を教えたりするようなことはしないようにしている。
かといって難しい問題にチャレンジしないわけではない。
難しい問題は、基礎が確実に自分のものとなっているかどうかの試金石でもあるからだ。
もちろん今やっている単元はそこまで難しい問題が出てくるところでもないし、まずは易しい問題をマスターしていくことが優先される。
ただ、高校生の数学まで見据えて、小・中と教えることでつく力というものは確実にある。
短期的な定期テスト、中期的な入試という目標と、長期的な高校生の勉強と、できうる限り視野におさめながら、特に英語・数学は指導していく。
え?
長期的ってもっと先まで見ないのって?
うーん、大学生になって、あるいは社会人になっての全ての勉強まで見据えるのはちょっと、いや、かなり難しいなあ。
今の私にはできないなあ…
それができる指導者がいるとは思わないなあ…。
- 今日は久々の
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2016.09.22 Thursday
本日中2。
祝日ではあったが授業進行を考えると、中2だけは授業をしておいたほうがいいという判断で、何年かぶりの祝日授業となった。
中2英語はprogram7の文法解説。動名詞の解説の続き。
問題演習を多めに入れながら解説をすすめた。
次回は先へ進めていく。
中2数学は三角形の内角や外角を利用した練習問題。
パズルみたいに組み合わせて図形を見ていくと面白いと思うのだが、思っていたよりも苦戦していた。
今年の生徒たちなら、もうちょっとやれると思っていたので、少し意外だ。
次回はさらに角度の問題を続けていくが、ここでも苦戦するようならば、時間を追加して問題演習を重ねた方がいいかも知れない。
- 確認しないと
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2016.09.21 Wednesday
本日小6、中1、中3理社オプション。
中1英語はprogram7の文法解説。whoを使った疑問文について。
次回はさらに疑問詞の学習が続く。
中1数学は方程式の文章題。比例式を用いるパターンについて。
まずはどういうときに比例式が使えるのかを、基本からひとつひとつ解説して、そこから問題に入った。
実際には今日やるページには比例式の問題しか無いので、とにかく比を作ってしまえば解けてしまう。
だが、テストなどでは他のパターンを区別して、この問題は比例式が使えるぞと判断してから比を組み立てていかないと解くことはできない。
だから途中で、そういう確認をしているかどうかを生徒に確認した。
案の定、確認もせず比を作って解いている生徒がほとんどだった。
こういうときに、生徒たちがすらすら解いているから授業がうまくいったと勘違いしてはならない。
すらすら解いていても実は理解が不十分なことはある。
そこをつついてあげないと、生徒たちは自分がどこで理解不足になっているのかわからないまま進んでしまう。
今日の場合はよくあるケースなので、教える仕事をする人間なら誰でも気がつくだろうが、隠された躓きというのは見逃されてしまうことがある。
そこに気づけるかどうかは教える側の実力でもある。
- なんとか授業ができた
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2016.09.20 Tuesday
本日小5、中3、中1理社オプション。
今日は朝からインターネットで天気予報に釘付け。何度も何度も雨雲の様子やら、台風の様子やらをいくつかのサイトで確認し続けた。
危険な状態ならば休講にしようと考えていたが、埼玉県北は風がそこまで強くならなそうだったし、雨も時間によっては強くなりそうだったが、豪雨とまではならない予報になってきたので、授業を実施することにした。
こういうときは迷いに迷うし、判断もひとつ間違えばかなり危険なので、今日、授業をしたことが良かったとは言いきれないが、授業ができたことは良かった。
中3英語はporgram6の基本文テストを実施した後に音読トレーニング。
次回はprogram7に入る予定。もしかしたら数学を2コマれるかもしれない。
中3数学は前回に引き続き相似の証明。基本的な問題だったが、ある程度は図が見えて、証明を自力で書けるようになってきた。
次回は先に進めていくことができるだろう。
で、今日はたまたま流れで「打ち上げについて」の話になった。
いやまあ、先日の日曜講座を欠席した生徒に「打ち上げ盛り上がった?」と、かまをかけて話を振ったら「はい」と言ったのでそんな流れになったのだ。
塾としては、中学生が打ち上げに行くことを「はいそうですか」と肯定することはない。
各ご家庭の考えもあるので、禁止まではしない。
塾の授業と重なったときに、塾を欠席して遊びに行くことを認めるような、私はそんな「理解のある」大人ではない。
それならいっそ「分からず屋の頑固親父」でいいと思っている。
そもそも、中学生が夜にふらふら出歩くことは望ましいことではない。
そもそも論を抜きにして考えても、打ち上げに行くということは、その分、勉強時間を削ってしまっているということでもあり、やるべきことをやらずに遊んでしまっているということだ。
たしかに、たかだか半日程度遊んだからといって成績がすぐに下がることはないだろうし、その半日を勉強に充てれば成績が絶対に成績が上がると言うことでも無い。
だが、打ち上げに行って勉強しない自分を肯定するということは、つまり、やるべきことが勉強であるとわかっていながら、やるべきことをやらずに遊びに行ってしまうということは、その生徒の中で、勉強よりも遊びが優先するという価値観の中で暮らしてしまっているということの証明なのだ。
勉強よりも大事なことがあるというかもしれない。
しかし、大事なことだったら、その大事なことを勉強しない言い訳に使ってどうするのだろう。
塾と重ならない日なら塾として生徒の生活を縛るほどの権限はあるはずもない。
ただし、やるべきことをやらずに遊びに行くという選択をした、その選択の結果は自分で引き受けなければならないということも言える。
大げさに聞こえるかもしれないが、勉強することと友達と遊ぶことを天秤にかけて選択したのは、その本人に他ならない。
できることなら、やるべきことをやるという選択ができるようになってほしい。
そこに14、5歳の人間の成長があるはずなのだ。
まあ、もうちょっといろいろ生徒たちには話した気もするが、今日はこのくらいにしといたろ(時間切れ)。