- 早いんだか遅いんだか
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2017.12.31 Sunday
本日冬期講習は中3の10日目、科目は理科と英語。
理科はまだ天体の単元や食物連鎖など、勉強はしてあっても習熟していないところに関しては点数になっていない。
天体は図に書き込みを入れながら解くのが基本だが、書き入れようにも手が動かない生徒がまだ多い。
英語は解き慣れが出てきた生徒もいる。点のとりどころがつかめるようになるとさらに良いだろう。
これで中3冬期講習、あとは年明けに2回授業を残すのみとなった。
生徒たちの取り組みとしては今日あたりから復習の局面に入っていく。
講習での、テスト類、プリント類、テキスト類の復習を目処としては私立入試までに仕上げていく。
もちろん私立の過去問も解いて復習だ。
中3自習組は今日も午前9時スタート。
夜は来ない生徒もいたが、来ている生徒は午後11時まで勉強を続ける。
自習組の特訓は年が明けて1月3日の夜から再開する予定だ。
できる限り家でも勉強時間をとって継続するべきことは継続していくようにしてほしい。
大晦日も正月も、勉強しなくていい日ではないのだから。
周りの人たちが、「そこまでやらなくても」とブレーキをかけるだろうが、「そこまで」は生徒自身にとっての「そこまで」ではない。周りのブレーキに甘やかされてはならない。
逆に、大晦日や正月を勉強のイベントにもしない。
イベント化しても生活リズムが崩れるだけだ。
あくまで普段どおり勉強をハードに継続していく。塾に来るのではないのだから、少しペースは緩めたとしても。
どんなに立派な誓いを新年に立てたとしても、勉強量が不足すれば力はつかないし、合格までたどり着けない。
早いのか遅いのか、2017年も終わる。
また新しい年が来れば、日々やるべきことに打ち込んでいく。
その積み重ねにしか成長はない。
おまけ。ねんまつねんしのうた。
Tokyo Ska Paradise Orchestra - 歓喜の歌(交響曲第九番) Himno de la Alegría (Sinfonía n.º 9)
佐野元春 YOUNG BLOODS
- 混ざる中3も
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2017.12.30 Saturday
本日冬期講習は中3の9日目、理科と社会。中1・2はターム4。
中3理科は今年の場合、解説が何だか伸びてしまい申し訳ない気分だ。
ぱっと終えたいところもあるのだが、なかなかどうして、意外と時間をとられる。
大型モニターを利用して、画面上でいろいろできるのも時間が延びる要因かも知れない。
板書ではなく、大型モニターを利用しての授業は、私も今回が初めてなので自分自身も修行が必要なのだろう。
そんなこんなで社会の時間がいつも短くなってしまう。
授業進行をもうちょっと練り直したい。
中3自習組は今日も午前9時スタートでもりもり勉強し続けている。
今年の中3は音読を空き教室を利用して自分の都合の良い時間を考えながら取り組んでいる。
何をしたいか、何をするべきかを自分で考えながら行動できるようになってきたのは良い傾向だ。
夜も中1・2の講習に混じって、理社オプションで終わらなかった中3内容の最後のほうを補習として取り組んでいる中3生も数名いる。
これも希望する人はどうぞとしか言っていないので、自分の受験勉強の進捗を考えつつ取り組んでいるのだろう。
さて、明日もまた9時スタートで。
- 言ったとおりにやる
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2017.12.29 Friday
本日から平常授業はオフ。冬期講習は中3の8日目、科目は国語と理科。中1・2はターム4。
中3国語は前回までに問題を解く順番についても指示してあったので、そのあたりも含めて解き方と解くスピードを見ていた。
解くスピードは上がってきた生徒もいるし、解く順番を変えたのが奏功して時間内に収まるスピードで解けた生徒もいた。
ところが、解く順番を変えたものの、その変えた順番がこちらの指示したのと違っていて好き勝手に解いてしまい、かえって時間をロスしていた生徒が数名いてがっくりきた。
ここにきて、今年の中3は言ったとおりにやろうとしない生徒が2、3人出てきてしまった。
自分に自信があるのだろう。
こちらの指示を無視ではなく、自分なりにアレンジしているつもりかも知れない。
だが、そうやって自己流を試しながら自力を高めていく時期ではない。
このぎりぎりのタイミングでは、こちらの指示をまずは受け入れることの方が優先される。
素直に言ったとおりにやるのだ。
学ぶ者にとって、この「素直さ」というのは一つの武器になる。
別に、学校的評価としての「素直な良い子」になれというのではない。
そうではなく、教える立場の人間が、こういうときはこうするべきだという指導を、教わる側がまずは全て受け入れていくという過程が必要だろう。
そこでその指導を全て受け入れずに、自分にとって都合の良さそうなところだけ取り入れておこうというやり方ではうまくいかない。
特に今の時期のように、残された時間があまりなく、批判的な再検討や話し合いがじっくりできないようなときならばなおさらだ。
成績を伸ばしたい気持ちが大きいのはわかる。
でもやみくもに焦っても得るものは少ない。
まずは言われたことをそのとおりに実行してみる。
そのほうが結局は力をつける本道となるはずだ。
- 等積変形の巻
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2017.12.28 Thursday
本日平常授業は小学算国、中2、高校生。冬期講習は中3の7日目、科目は理科と社会。
中2英語はprogram10の本文解説が終了。
今日扱ったページは英文の量が他のページと比べて多いので、さばくのが案外きつい。
今日も時間が押してしまった。
次回はワークの問題演習と音読トレーニングの予定。
中2数学は等積変形について。
前回の授業で学んだ考え方を使って、等積変形について解説し、あとは作図の問題を繰り返す。
今年の中2生は考え方のコツをつかむのがなかなかうまく、おかげで私も逆に教えるポイントを授業中にひとつつかんだ。
もちろん生徒たちは気付かないだろうけど。
教える立場の人間もまた完全ではなく、発展途上であり続ける。
中3冬期講習は理科が初回。
基本的な知識がまだまだインプットされていない。
この時期としては考えられないところでミスが出る。
日々の勉強の詰めの甘さが出ているのは間違いなく、連日のように今日も生徒たちには厳しい話をせざるを得なかった。
残念だし、悔しい。
生徒たちも同じ気持ちになっているだろうか。
- 今日もまた
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2017.12.27 Wednesday
本日平常授業は小学算国、中1、高校生。冬期講習は中3の6日目、科目は英語と社会。
中1英語はいつもの基本問題プリントと、単語の練習・音読だけにとどめておく。
そのまま数学へ。
中1数学は円とおうぎ形のプリント問題演習。かなりたくさんの問題を準備して、もりもりと解いてもらう。
英語も数学も、新しい単元に入ろうと思えば入れたのだが、あいにく今日は年内の最終授業だ。
次回まで間が空いてしまうので、先に進まずに数学の問題演習をメインにして学習を進めた。
次回は英数ともに次に進む。
中3冬期講習は今日が折り返し地点。
今回の講習は、中3生にとってはきついものになっている気がする。
数学以外はテストゼミ形式なので、嫌が応にも毎回テストの点数を突きつけられることになる。
しかも公立入試の練習問題なので難易度も高く、まだまだ勉強不足の生徒が多いから点数も取り切れない。
そんな中、英語のリスニング問題の解き方がかなりまずいので、毎回のように厳しく指摘される始末だ。
今回から学校選択問題と標準問題にわけたせいもあって、特に学校選択問題を解く生徒で英語が苦手だと、今日はかなり大きいショックを受けたことだろう。
だが、ここから志望校を目指して努力するしかないではないか。
今日の結果くらいで下げるような志望校なら、それは志望校とは言わない。
「自分のレベルにあった高校」とは生徒も親も学校の教師もよく口にする言葉だが、逆なのではないか。
志望校にふさわしいレベルに自分を届かせるために、努力し続けるのだろう。
その高校にふさわしい自分にならなくては。
思いがけず、苦しい日々が続く年の瀬だが、苦しいときにどう行動するかで、その人の真価が問われていくし、その苦しみによって人は学んでいく。
何事も順風のまま通り過ぎるわけではない。
Necessary Loss
成長するための痛みといってもいい。
誰しも失敗はある。
つまずくことも、壁にぶち当たるときもあるだろう。
でも、その失敗から何を学び、どうやって立ちあがって、また一歩足を踏み出せるか。
そこにその人の成長があるし、この塾はそうした生徒たちの成長とともにあるのだ。
- もくもく
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2017.12.26 Tuesday
本日小学算国、中3、中1理社オプション。冬期講習はオフ。
したがって、中3自習組は朝9時スタートでもくもくと勉強を続けていく。
私もこういう日は(いつもそうだが、特に)ほとんど教室に顔を出さずに、生徒たち自身で集中して勉強するように仕向けていく。
夜は平常授業。
中3英語は基礎文法の確認100題。毎年この時期恒例としているプリントだ。
このプリントを、自分の穴がどこにあるのかを確認し、その穴を補修する目安とする。
中3数学は標本調査の単元の練習問題。
昨日の授業のおさらいとした。
英語も数学も、そして国語も、ひたすら生徒たちがもくもくと勉強に打ち込んでいるので、授業といってもこちらの指示が時々あるだけで教室内は静かに集中した雰囲気になっている。
中3のこの時期らしい空気だ。
さて、中3の年内の平常授業は今日まで。次回は年明け1月5日から再開だ。
もちろんその間も冬期講習は続くので、生徒たちは正月の数日を除いて毎日塾には来るのだけど。
ということで、明日も午前9時スタートだ。
- まだまだここから
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2017.12.25 Monday
本日平常授業は小6英語、中2、高校生。冬期講習は中3の5日目、数学と社会。
小6英語はテキストを使っての学習を今日までとした。
まだ数単元残っているが、それよりも、中学英語の準備をするほうを優先した。
1月からは、中1の英語の教科書の内容を少しずつ進めていく。
そして中1の平常授業スタート(3月あたま)からもう一度繰り返して、基礎を徹底する。
中1の最初は一見易しそうに見えるが、本当に大切。ここをどうやって学ぶかで、そのあと(中学・高校)の学習姿勢が全く違ったものになる。
中2英語はprogram10の本文解説の続き。次回でラスト。
中2数学は平行線と面積の話。
等積変形まで進めることができるかと思っていたが、意外と苦戦していたので次回に等積変形を扱う。
中3冬期講習では、数学の教科書内容を終えた。ちょっと時間延長で強引に終わらせたので、最後はこちらがちょっと焦ってしまった。反省。
社会は初日。
ここまで一問一答形式のテキストでガンガン覚え込んできたとは思うのだが、実際にテスト問題で解答できなければ暗記のしかたがあまりよろしくないということになる。
受験勉強の中では、基礎問題集でトレーニングしていくとき、その問題集の問題だけ解けても意味がない。復習するときにどれだけ知識を関連づけて暗記していくかが勝負の分かれ目となる。
歴史で言えば、歴史の流れというか、因果関係というか、いわばタテのつながりとともに、その知識を詳しく掘り下げたり、関連する事柄を理解し覚えるという、いわばヨコのつながりも復習していくことで、試験問題に対応する力となる。
そうした勉強をこれまでしてきたかどうか。
そしてこれからするのかどうか。
とにかくまずは復習。
私立の過去問を含めて、テスト類の復習が不足している。
まだまだここからだ。
- ほらね、勉強したら…
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2017.12.24 Sunday
本日冬期講習は中3の4日目、科目は英語と数学。中1・2は午後にターム2と夜にターム3。
なんとまあ、朝9時から夜9時20分まで授業だった。しかも昨日と合わせて2日連続だ。
さすがに疲れた。
こういうロング授業は学生時代のアルバイト以来かもしれない。
さて、中3英語は昨日、今日と厳しいことを生徒たちに話した。
その話が日々の勉強にどう生きるか。
自習組は講習のあとも残って夜11時まで。
先ほど皆帰宅した。
やることはいっぱいなので、長時間の勉強といえども、時間が足りないと感じている生徒もいることだろう。
こうした感覚が出てくれば、それは猛勉強に打ち込んでいる証拠となる。
適当に勉強していたら、時間が足りないという感覚にはならない。
明日も午前9時から開始だ。
中1・2の講習は、部活もあって生徒たちは疲れている。
今日も試合のあとで疲れた表情をしていた生徒がいた。眠そうな感じだ。
そういうときにはいつものひと言。
「勉強したら目が覚めるよ」
えーっという表情で苦笑いしていたが、言ったとおり、そのうちにすっきりした表情になって勉強を続けていた。
ね、勉強すると良いことあるよね、ね!(←強引)
- はやくおわらせたい…
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2017.12.22 Friday
本日小学算国、中3、中2理社オプション、高校生。
中3数学は空間図形と三平方の定理について。
こうした問題は立体を平面で切り取って図を書き起こすことだ。
必要ならば何枚でも書いていく。
立体のまま解ければ、それはそれでいいのだが、まずはベースとして平面に落として考えていったほうがいい。
慣れてくれば、単純なものは立体のままで図が見えてくるようになる。
今日の進み具合で、ようやっと教科書内容を終わらせる目処がついた。
なんとか早く終わらせたい。
私立の過去問も、国語と英語は解きだしているが、数学はストップをかけている。
おそらく火曜日の平常授業で標本調査まで終わるはず。
生徒たちも頑張っているが私も頑張らなくては。
そう、生徒たちは頑張った。
2学期の通知票の評定値がほぼ全員がアップ。
オール5も登場。オール5に1点足りない生徒も。
その他にも5科は全部5とか、なかなかすごい。
あとは内申点だな。
- 少しずつの変化
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2017.12.21 Thursday
本日小学算国、中2、高校生。
中2英語はprogram10の単語テストを実施してから本文解説へ。
次回も続きで進んで年内には終える予定でいる。
中2数学は平行四辺形の証明のラスト。
今日の問題の中では図形の見方がよくなっているが、証明をもりもり書いていく感じになっていないのが残念。
とりあえず次回は次に進む。
中3自習組は今日も11時までたっぷり勉強だ。
ここのところ、こちらで「そろそろ今日も終わりにするか」と声をかけるまで、ひたすら勉強に打ち込んでいる生徒が増えてきた。
最初のうちは、11時前には全部片付けてさっと帰宅してしまう生徒のほうが多かったが、少し雰囲気が変わってきた。
こうした全体の空気感の変化は突然起きることもあるが、今年の中3の場合はややゆっくりとした変化のようだ。
どちらかと言えばポーカーフェイスの生徒が多いので、がっと没頭している表情はあまり見えないが、ここのところの行動を見ていると、変化の様子が現れてきているし、勉強している教室に入ったときの空気が違ってきているのがわかる。
これがすぐに結果に反映されるわけでもないが、結果を出すための土台のようなものにはなっていく。
今年の中3生もそうした時期に入ってきた。
おまけ。今日はゆずが大量にとれたので、中3生に配った。明日は冬至だしね。
持っていった生徒も持っていかなかった生徒も。
まあ店で売っているようなきれいな感じではないんだけど。